中学1年

【国語 中学1年 #2】歴史的仮名遣い 練習問題(STEP 1-2)

栞先生
国語 中学1年 STEP 1-2|全6問
紙やノートに解いてみよう。手が止まったら、ヒントを上から順に開こう。

📺 解けなかったら、この単元の授業動画で復習しよう。

宿題1次の語や句を現代仮名遣いに直し、すべてひらがなで書きなさい。変わらないものは、そのまま書きなさい。
(1)花なむ散りける(花が散ったのだ) (2)かへらむ(帰ろう) (3)むらさき (4)かはむ(買おう) (5)すすむ(前へすすむ) (6)おもはむ(思おう) (7)歩む
(1)花なむ散りける(花が散ったのだ) __________
(2)かへらむ(帰ろう) ______
(3)むらさき ______
(4)かはむ(買おう) ______
(5)すすむ(前へすすむ) ______
(6)おもはむ(思おう) ______
(7)歩む ______
ヒント1
  • 1. この宿題は、動画の前半を使います。画面に「いざ、まいらん」と出た所から、問1 の答え合わせまでです。
ヒント2
  • 2. まず、「む」がどこにあるかを見つけます。次に、その「む」を「ん」にするか、そのまま残すかを考えます。動画の画面に出た見分け方は、次のとおりです。
    ・語頭(1 文字目)の「む」は、そのまま(例:むすめ)。
    ・「む」まで入れた形が、今も使う 1 つの言葉になる → そのまま(例:すむ=住む、のむ=飲む)。
    ・「む」まで入れた形が、今の 1 つの言葉にならない → 「ん」にする(例:みむ → みん)。
ヒント3
  • 3. 「なむ」「けむ」のように、言葉のあとにつく 2 文字の形の「む」も、同じ仲間です。動画の画面で「『なむ』『けむ』の『む』も同じ」と出た所です。
ヒント4
  • 4. 1 つずつ確かめましょう。
    ・(1)「花なむ散りける」は、「花/なむ/散り/ける」と分けられます。「なむ」は「花」のあとについた言葉です。「はななむ」という今の言葉はありませんね。漢字の「花」は「はな」、「散」は「ち」と読んで、ひらがなで書きます。
    ・(2)「かへらむ」は、直す所が 2 か所あるかもしれません。2 文字目の「へ」は、前の回の決まり(1 文字目ではない「は・ひ・ふ・へ・ほ」→「わ・い・う・え・お」)で直します。「む」は、「かへら」のあとに「〜しよう」の意味をそえる「む」です。
    ・(3)「むらさき」の「む」は、何文字目でしょうか。問1(1)「むかし」と比べてみましょう。
    ・(4)「かはむ」は、問1(4)「いはむ → いわん」と同じ形です。
    ・(5)「すすむ」は、今も使う動詞「進む」です。問1(3)「よむ」と比べてみましょう。
    ・(6)「おもはむ」も、「は」と「む」の 2 か所を見ます。
    ・(7)「歩む」は、今も使う動詞です。漢字の「歩」は「あゆ」と読みます。漢字はひらがなにして書きます。
ヒント5
  • 5. 書いたら、見直しをします。問1 の答え合わせで「『いはん』は は の直し忘れ」と出ましたね。「む」を直したあとも、ほかの字(とくに「は・へ」)が直せているか、最後まで確かめましょう。
答えと解き方
(1)はななんちりける (2)かえらん (3)むらさき (4)かわん (5)すすむ (6)おもわん (7)あゆむ
解き方
– (1)「なむ」は「花」のあとについた言葉です。「なむ」の「む」も、言葉のあとにそえる「む」と同じ仲間だと習いました。「花なむ」は「む」まで入れても今の言葉にならないので、「ん」にします。
– (3)は語頭の「む」なので、そのままです。
– (5)(7)は、今も使う動詞(進む・歩む)の一部の「む」なので、そのままです。(7)の漢字「歩」は「あゆ」と読み、ひらがなで書きます。
– (2)は「へ→え」、(4)(6)は「は→わ」と、1a のルールも使います。
宿題2次の語を現代仮名遣いに直し、ひらがなで書きなさい。
(1)くわし(甘い食べ物) (2)ぐわいこく (3)ぐわん(ねがい)
(1)くわし(甘い食べ物) ______
(2)ぐわいこく ______
(3)ぐわん(ねがい) ______
ヒント1
  • 1. この宿題は、動画で画面に「くわびん → かびん(花瓶)」「ぐわか → がか(画家)」と出た所を使います。
ヒント2
  • 2. 決まりは次のとおりです。
    ・「くわ」は、2 字で 1 つの音を書いたものです。今は「か」と書きます。
    ・にごった「ぐわ」は、「が」と書きます。
    ・2 字の「くわ」が、1 字の「か」に変わります。そのほかの字は、そのまま書き写します。
ヒント3
  • 3. 1 つずつ確かめましょう。
    ・(1)「くわし」は、「くわ」と「し」に分けられます。今の「くわしい」と形は似ています。でも、ここでは「甘い食べ物」のことなので、別の言葉です。「くわ」を「か」にして、「し」はそのまま残します。
    ・(2)「ぐわいこく」は、「ぐわ」と「いこく」に分けられます。
    ・(3)「ぐわん」は、「ぐわ」と「ん」に分けられます。終わりの「ん」は「む」ではないので、そのままです。
ヒント4
  • 4. この決まりが使えるのは、もとの字が「くわ」「ぐわ」と書かれている所だけでしたね。この宿題の 3 つは、どれも、もとから「くわ」「ぐわ」と書かれています。
答えと解き方
(1)かし (2)がいこく (3)がん
解き方
– 「くわ→か」「ぐわ→が」です。
– (1)は「菓子」です。今の「くわしい」とは別の言葉です。
宿題3次の語を現代仮名遣いに直し、ひらがなで書きなさい。
(1)まうす (2)やうす (3)ちうや (4)かなしう (5)さうさう (6)かうべ (7)れうり
メモ欄には、直す所をローマ字にして、『直す前→直した後』の形で書きます。(例:かう なら kau→kou)
(1)まうす 答え______ メモ________
(2)やうす 答え______ メモ________
(3)ちうや 答え______ メモ________
(4)かなしう 答え______ メモ________
(5)さうさう 答え______ メモ________
(6)かうべ 答え______ メモ________
(7)れうり 答え______ メモ________
ヒント1
  • 1. この宿題は、動画で「かう kau → kou こう」「きう kiu → kyuu きゅう」「めう meu → myou みょう」と画面に出た所を使います。問2 の答え合わせも見てみましょう。
ヒント2
  • 2. 直し方は、次の 4 つの順番です。
    ・① ローマ字にする。この回の書き方では、「し」は si、「ち」は ti です。
    ・② 前が a・i・e で、後ろが u の所(連母音)を探す。
    ・③ 前の母音だけを変える。a → o、i → yu、e → yo です。子音と後ろの u は、そのままです。
    ・④ 仮名に戻す。子音と母音を 1 組ずつ、1 字にします(例:mo=も、ko=こ)。
ヒント3
  • 3. 仮名に戻すときの注意です。子音のあとに y がつく音は、い の段の字に、小さい「ゅ」「ょ」をつけて書きます。
    ・ty → 「ち」+小さい「ゅ・ょ」
    ・sy → 「し」+小さい「ゅ・ょ」
    ・ry → 「り」+小さい「ゅ・ょ」
    ・y だけのあとに o がくる「yo」は「よ」です。
ヒント4
  • 4. 直す所をローマ字にすると、次のとおりです。
    ・(1)まう=mau
    ・(2)やう=yau(「や」の y が子音です)
    ・(3)ちう=tiu
    ・(4)しう=siu
    ・(5)さう=sau
    ・(6)かう=kau
    ・(7)れう=reu(「れ」は re です)
    あとは、③と④をすればできます。
ヒント5
  • 5. よくあるまちがいを 2 つ確かめましょう。
    ・前の字を残したまま「ょう」をつけない。問2(3)で「せょう ✕」と出ましたね。(7)も「れょう」とは書きません。re の e が yo に変わるので、「れ」は残りません。
    ・同じ形がくり返されていたら、2 つ目も直す。(5)は「さう」が 2 回出てきます。問2(1)の「ようやう」は、2 つ目の直し忘れでした。
ヒント6
  • 6. 最後に、「ゅ」「ょ」を小さく書けたか見直しましょう。
答えと解き方
(1)もうす (2)ようす (3)ちゅうや (4)かなしゅう (5)そうそう (6)こうべ (7)りょうり
解き方
– (1)mau→mou (2)yau→you (3)tiu→tyuu (4)siu→syuu (6)kau→kou
– (7)reu→ryou。「れょう」ではなく、同じ行の「り」に小さい「ょ」をつけて「りょう」です。
– (5)は、2 つ目の「さう」も直します。
宿題4次の語を現代仮名遣いに直し、ひらがなで書きなさい。また、それぞれ A・B のどちらに当たるか、記号で答えなさい。
A:二段階で直す B:動詞の終わりの「〜ふ」を「〜う」にして止める
(1)あふみ(昔の国の名) (2)ねがふ(神にねがふ) (3)らふそく(明かりの道具) (4)うしなふ(ものをうしなふ) (5)じふ(数の名) (6)ならふ (7)たふとし(うやまうべきさま) (8)わらふ
(1)あふみ(昔の国の名) ひらがな______ 記号__
(2)ねがふ(神にねがふ) ひらがな______ 記号__
(3)らふそく(明かりの道具) ひらがな______ 記号__
(4)うしなふ(ものをうしなふ) ひらがな______ 記号__
(5)じふ(数の名) ひらがな______ 記号__
(6)ならふ ひらがな______ 記号__
(7)たふとし(うやまうべきさま) ひらがな______ 記号__
(8)わらふ ひらがな______ 記号__
ヒント1
  • 1. この宿題は、動画で画面に「てふ → てう → ちょう」「うたふ → うたう」と出た所を使います。問3 の答え合わせ(あふぎ と あふ を比べた所)も見てみましょう。
ヒント2
  • 2. A か B かを、先に決めます。見る所は 2 つです。
    ・「ふ」は、言葉のいちばん終わりにあるか。
    ・その言葉は、動詞(動きを表す言葉)か。
    2 つとも当てはまれば B です。どちらかが当てはまらなければ A です。
ヒント3
  • 3. 動詞かどうかは、( )の中の説明で考えましょう。
    ・「神にねがふ」「ものをうしなふ」のように、「〜に・〜を…する」という使い方をしていれば、動詞です。
    ・「昔の国の名」「明かりの道具」「数の名」のように、物や名前を表す言葉は、名詞です。動詞ではありません。
    ・説明が無い(6)(8)は、今の言葉に置きかえてみましょう。「ならう」「わらう」は、今も使う動詞です。
    ・気をつけたい語が 2 つあります。(5)「じふ」は、終わりが「ふ」でも数の名前なので、動詞ではありません。(7)「たふとし」は、「ふ」が言葉の途中にあります。
ヒント4
  • 4. B の語は、「ふ」を「う」にしたら、そこで止めます。今も「〜う」と書くことで確かめられます。問3(4)で「いふ」を「ゆう」と書くのは直しすぎでしたね。それと同じで、先へ進めてはいけません。
ヒント5
  • 5. A の語は、二段階で最後まで直します。
    ・① ハ行の決まりで、「ふ」を「う」にする。
    ・② ローマ字にして、連母音の決まりで前の母音だけを変える(a → o、i → yu、e → yo)。
    ②でローマ字にする所は、次のとおりです。
    ・(1)「あう」=au。子音がありません。画面に出た「えう eu → you よう」と同じように、母音だけを変えます。o は「お」です。
    ・(3)「らう」=rau。「ら」は ra です。
    ・(5)「じう」=ziu。「じ」の書き方は、動画の画面の表には出ていませんでした。画面では「し」は si、「ち」は ti と書きました。この書き方にそろえると、「じ」は zi になります(「ざ」が za なので、同じ行の「じ」は zi です)。z に y がつく音は、「じ」に小さい「ゅ」をつけて書きます。
    ・(7)「たう」=tau。直すのは、はじめの「たふ」の所だけです(たふ → たう → とう)。後ろの「と」「し」は、どの決まりにも当たらないので、そのまま書き写します。今の言葉の「とうとい」に置きかえてはいけません。この宿題で直すのは字の書き方だけで、今の言葉に言いかえるわけではないからです。
ヒント6
  • 6. 最後に、記号の欄にも A か B を書いたか確かめましょう。
答えと解き方
– (1)おうみ・A
– (2)ねがう・B
– (3)ろうそく・A
– (4)うしなう・B
– (5)じゅう・A
– (6)ならう・B
– (7)とうとし・A
– (8)わらう・B
解き方
– (1)あふみ→あうみ→(au→ou)おうみ。「近江」という昔の国の名です。
– (3)らふそく→らうそく→(rau→rou)ろうそく。
– (5)じふ→じう→(ziu→zyuu)じゅう。訓令式のローマ字では、「じ」は zi、「じゅ」は zyu と書きます。数の「十」です。
– (7)たふとし→たうとし→(tau→tou)とうとし。
– B は、どれも動詞(願う・失う・習う・笑う)の終わりの「〜ふ」です。だから「〜う」にしたら、そこで止めます。今も「〜う」と書くことで確かめられます。
– (2)を止めずに gau→gou と進めると「ねごう」になります。これは直しすぎです。
– A は名詞や、動詞でない言葉です。
宿題5次の文を現代仮名遣いに直し、すべてひらがなで書きなさい。
(1)あすは、たふ(寺などにある、高い建物)のちりをはらはむ。
(寺などにある、高い建物)は言葉の意味の説明です。答えの線には書き写しません。
答え:______________________
(2)けふは、うれしうて、友とうたはむ。
答え:________________________
ヒント1
  • 1. この宿題は、前の回の決まりと今日の決まりを全部使います。動画の問4(「けふは、やうやう暖かになりぬ。」の文)と同じやり方です。
ヒント2
  • 2. まず、文を言葉ごとに区切ってみましょう。
    ・(1)あす/は/たふ/の/ちり/を/はらはむ
    ・(2)けふ/は/うれしう/て/友/と/うたはむ
ヒント3
  • 3. 前から 1 つずつ、どの決まりを使うかを確かめます。
    ・「は」「を」は助詞です。助詞の「は・へ・を」は、そのままでしたね(問4 の答え合わせでも出ました)。
    ・「たふ」は、( )の説明のとおり、寺などにある建物の名前です。名詞なので、止めずに二段階で最後まで直します。まず「ふ」を「う」にして「たう」。次にローマ字で tau の a を o に変えます。問3(2)「あふぎ」と同じ進み方です。
    ・「はらはむ」は、字を 1 つずつ見ます。
    ・1 文字目の「は」は語頭なので、そのまま。
    ・3 文字目の「は」は、前の回の決まりで「わ」。
    ・終わりの「む」は、「はらは」のあとに「〜しよう」の意味をそえる「む」なので、「ん」。
    ・問1(4)「いはむ → いわん」と同じ考え方です。
    ・「けふ」は、問3(1)でやった言葉です。
    ・「うれしう」は、終わりの「しう」をローマ字にすると siu です。問2(2)「うつくしう」と同じ直し方です。
    ・「友」は「とも」と読みます。漢字はひらがなにして書きます。
    ・「と」「て」「の」「ちり」「あす」は、どの決まりにも当たらないので、そのままです。
    ・「うたはむ」は、「はらはむ」と同じように、「は」と「む」の 2 か所を直します。
ヒント4
  • 4. 書いたら、見直しをします。
    ・全部ひらがなになっているか。
    ・「、」「。」も写したか。
    ・「ゅ」「ょ」を小さく書けたか。
答えと解き方
– (1)あすは、とうのちりをはらわん。
– (2)きょうは、うれしゅうて、ともとうたわん。
解き方
– 助詞の「は」「を」は、そのままです。
– (1)「たふ」は名詞なので、二段階で直します。たふ→たう→(tau→tou)とう。
– 「はらはむ」「うたはむ」は、「は→わ」と「む→ん」の 2 か所を直します。「はらはむ」の 1 文字目の「は」は語頭なので、そのままです。
– 「うれしう」は siu→syuu です。
宿題6次の直し方は誤りです。どこが誤りか説明し、正しく直しなさい。
(1)「たたかふ」→「たたこう」 (2)「かしふ(歌を集めた本)」→「かしう」
(1)(2)のどちらも、『どこが誤りか』『なぜ誤りか』『正しい直し方』の 3 つを書きます。『正しい直し方』の欄には、直したあとの語だけをひらがなで書きます。直す手順は書かなくてかまいません。
(1)「たたかふ」→「たたこう」
どこが誤りか
なぜ誤りか(理由)
正しい直し方(直したあとの語を、ひらがなで)
(2)「かしふ(歌を集めた本)」→「かしう」
どこが誤りか
なぜ誤りか(理由)
正しい直し方(直したあとの語を、ひらがなで)
ヒント1
  • ヒント1(まず自分で直してみる)
    ・誤りを探す前に、もとの語を自分で 1 字ずつ直してみましょう。
    ・「ふ」がある語は、授業で画面に「① ハ行」「② 連母音」と出た所(「てふ」「うたふ」を直した所)で習った順に直します。
    ・① ハ行の決まりで、「ふ」を「う」にする。
    ・② 連母音の決まりで、前の母音を変える。
    ・ただし、②に進む前に、それが「動詞の終わりの『〜ふ』」かどうかを確かめます。画面には【注意】として「動詞の終わりの『〜ふ』は『〜う』で止める」と出ていました。
    ・自分の答えができたら、問いの直し方と並べて比べます。どこから違ってきたかを見つけると、それが「どこが誤りか」の答えになります。
ヒント2
  • ヒント2(「止める」か「進む」かの決め方)
    ・授業の決まりは次のとおりです。
    ・動詞の終わりの「〜ふ」は、「〜う」にしたら、そこで止めます。今の書き方でも、動詞の終わりの「う」は「う」と書くからです。
    ・止める決まりは動詞だけのものです。名詞などは最後まで直します。
    ・授業の問3 で、この 2 つを比べました。
    ・(2)「あふぎ」は名詞(扇)なので、「あうぎ」→「おうぎ」と最後まで進みました。
    ・(3)「あふ」は動詞(会う)で、「ふ」はその終わりの字なので、「あう」で止めました。
    ・問4 の「ちかふ」も、動詞(誓う)の終わりの「〜ふ」なので「ちかう」で止めました。「ちこう ✕」と出ていたのを思い出してください。
    ・止めすぎたら「直し忘れ」、進めすぎたら「直しすぎ」です。
ヒント3
  • ヒント3((1)「たたかふ」について)
    ・「たたかふ」は、今の「戦う」という動詞です。
    ・「ふ」はこの動詞の、どこの字でしょうか。今の「たたかう」と比べてみましょう。
    ・① ハ行の決まりで「ふ」を「う」にすると、「たたかう」です。
    ・問いの直し方は、そこからさらに「かう」(kau)の a を o にして「こう」にしています。これは止めるべきでしたか、進んでよかったでしょうか。ヒント2 の決まりに当てはめてみてください。
    ・理由を書くときは、「動詞だから」だけでは足りません。授業の決まりは「動詞の終わりの『〜ふ』は『〜う』で止める」です。「たたかふ」が動詞であること。直したのがその終わりの「〜ふ」であること。だから「〜う」で止めること。この 3 つがつながるように書きましょう。
ヒント4
  • ヒント4((2)「かしふ」について)
    ・「かしふ」は「歌を集めた本」のことです。物の名前なので、名詞です。動詞ではありません。
    ・① ハ行の決まりで「ふ」を「う」にすると、「かしう」です。問いの直し方はここで止めています。
    ・名詞は、ヒント2 のとおり最後まで直します。だから②の連母音まで進みます。
    ・「しう」をローマ字にすると siu です。授業の問2(2)「うつくしう」の終わりの「しう」と同じ形です。前の母音 i を yu に変えます。子音の s と後ろの u はそのままです。
    ・ローマ字を仮名に戻すときは、s に y がつく音なので、「し」に小さい「ゅ」をつけます。「ゅ」は小さく書きましょう。
    ・理由は、「動詞の終わりの『〜ふ』ではないから止めずに進む」と書いても、「名詞だから最後まで直す」と書いてもかまいません。
ヒント5
  • ヒント5(書き終えたら確かめる)
    ・(1)(2)のどちらにも、「どこが誤りか」「なぜ誤りか」「正しい直し方」の 3 つが書けていますか。
    ・「正しい直し方」の欄には、直したあとの語だけを書けば十分です。直す手順をこの欄に書く必要はありません。
    ・足りないのは、次のような答えです。
    ・「正しい直し方」の欄に正しい形を書いただけで、「どこが誤りか」「なぜ誤りか」の欄が書けていない答え。
    ・「直しすぎ」「直し忘れ」とだけ書いて、理由が無い答え。
答えと解き方
– (1)
– 誤りの場所:「たたかう」の「かう」を、連母音のルールで「こう」にまで直した所。
– 理由:「たたかふ」は動詞(戦う)の終わりの「〜ふ」なので、「〜う」にしたら止める。
– 正しい直し方:たたかう。
– (2)
– 誤りの場所:「ふ→う」とハ行だけ直して、「しう」のまま止めた所。
– 理由:「かしふ」は動詞の終わりの「〜ふ」ではない(名詞)ので、止めずに連母音も直す。siu→syuu。
– 正しい直し方:かしゅう。
– 満点の条件:(1)(2)それぞれで、次の 3 つがそろっていること。
– 誤りの場所。
– 理由:動詞の終わりの「〜ふ」かどうか(止めるか、進むか)にふれている。
– (1)は、「たたかふ」が動詞で、直したのがその終わりの「〜ふ」だから止める、と書けていれば満点です。
– (2)は、「動詞の終わりの『〜ふ』ではないから進む」と書いても、「名詞だから最後まで直す」と書いても満点です。授業で「止める決まりは動詞だけのもの。名詞などは最後まで直す」と習ったからです。
– 正しい直し方。
– 足りない答えの例:
– 「直しすぎ」「直し忘れ」とだけ書いて、理由が無い答え。
– 「たたかう」「かしゅう」と、正しい形だけを書いた答え。
– (1)で「動詞だから止める」とだけ書いた答え。授業の決まりは「動詞の終わりの『〜ふ』は『〜う』で止める」です。問3 の「あふ」でも、「ふ」がその終わりの字だと確かめてから止めました。止めるのは、終わりの「〜ふ」を「〜う」にした所だけなので、答えでもそこまで言う必要があります。
解き方
– (1)は直しすぎ、(2)は直し忘れです。
– 止めるのは、動詞の終わりの「〜ふ」を「〜う」にした所だけです。そのほかの連母音は、宿題3(1)の「まうす→もうす」のように、動詞の中にあっても最後まで直します。
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