紙やノートに解いてみよう。手が止まったら、ヒントを上から順に開こう。
📺 解けなかったら、この単元の授業動画で復習しよう。
宿題1プリントには、アジアの地図と、都市 \(\displaystyle Z\) の雨温図があります。地図では、都市 \(\displaystyle Z\) の位置に点がついています(東南アジアの、海に近い都市)。(1) 雨温図を「気温」「雨の降り方」の順に読んで、都市 \(\displaystyle Z\) の気候の特徴を書きましょう。
気温:________________________
雨の降り方:_____________________
__________________________
(2) 都市 \(\displaystyle Z\) で雨の多い時期があるのはなぜですか。地図で都市 \(\displaystyle Z\) の位置を確かめて、「季節風」という言葉を使って書きましょう。
『季節風』という言葉を使う
__________________________
__________________________
(3) 都市 \(\displaystyle Z\) のまわりで主に行われている農業を選びましょう。ア 稲作 イ 遊牧 ウ 小麦などの畑作
答え(___)
(1) のヒント
- ① 動画の問1の出題で、画面に出た【決まり】「雨温図は 2 段で読む」を使います。1段目は気温(折れ線)、2段目は雨の降り方(棒)です。この問いは、その順番どおりに書く欄になっています。
- ② 1段目の気温では、折れ線のいちばん低い月といちばん高い月を見つけて、左の目盛りで何℃かを読みます。
- ③ 問1の雨温図Ⅰ(都市\(\displaystyle X\))は、1月に約20℃まで下がっていました。都市\(\displaystyle Z\)の折れ線は、いちばん低い月でも何℃より上にありますか。どの月も25℃より上なら、「一年中気温が高い(暑い)」と書けます。
- ④ 2段目の雨の降り方では、棒の高さを見ます。問1の出題の決まりでは、雨の降り方の型は次の3つでした。
- 一年中多い
- 一年中ほとんど降らない
- 夏だけ多く、冬はほとんど降らない
- 都市\(\displaystyle Z\)は、どれに近いですか。
- ⑤ 棒が高い月が続く所と、棒がとても低い月が続く所を探して、それぞれ「何月から何月か」を書き出します。月の代わりに「夏」「冬」と書いてもかまいません。
- ⑥ 動画の問1の出題で、画面に出た【決まり】「雨温図は 2 段で読む」と先生の説明で習ったように、南アジアや東南アジアで、雨の多い時期と少ない時期に分かれることを「雨季と乾季がある」と言いました。この言葉を使って書いてもかまいません。
- ⑦ 気温と雨の両方を書きます。片方だけでは足りません。たとえば「一年中気温が〜。〜月ごろは雨が〜、〜月ごろは雨が〜。」の形で書きます。
(2) のヒント
- ① 動画の問1(2)とほとんど同じ問いです。問1の解説の【注意】を思い出しましょう。「季節風が吹くから」だけでは足りず、「海から」「湿った」まで書きます。
- ② 地図で、都市\(\displaystyle Z\)の点のすぐそばに海(水色)があることを確かめます。
- ③ 問1の出題で出た合言葉は「海を通れば湿る、陸を通れば乾く」でした。雨が多い時期には、季節風がどこを通って\(\displaystyle Z\)に吹いてくるのでしょうか。
- ④ 理由を聞かれているので、入試の解き方の3つ目のとおり、文の終わりは「〜から。」にします。
- ⑤ 風の方角(南・南西など)は書かなくてもかまいません。書くときは「雨の多い時期に、〜から〜季節風が吹いてくるから。」の形にします。
(3) のヒント
- ① 動画の問1の出題で、画面に出た【覚える】「気候と農業」を使います。
- 暑くて雨が多い → 稲作
- 雨がやや少ない → 小麦などの畑作
- とても乾燥している → 遊牧、オアシスでの農業
- ② (1) で読み取った都市\(\displaystyle Z\)の気候を、この3つの中から探します。
- ③ イの遊牧は、とても乾燥した所の農業です。ウの小麦などの畑作は、雨がやや少ない所の農業です。都市\(\displaystyle Z\)の気候に合うのはどれでしょうか。
答えと解き方
(1) (例)一年中気温が高い。5〜10月ごろは雨が多く、12〜2月ごろは雨がとても少ない(雨季と乾季がある)。
(2) (例)雨の多い時期に、海から湿った季節風が吹いてくるから。
(3) ア
解き方
(1) は「一年中気温が高い(暑い)」と「雨の多い時期と少ない時期がある(雨季と乾季がある)」の 2 つが入っていれば正解です。月は「夏」「冬」と書いてもかまいません。「熱帯」「サバナ気候」と書いた答えも、2 つの中身が入っていれば正解です。片方だけなら半分です。(2) は、地図で都市 \(\displaystyle Z\) が海の近くにあることを確かめ、「海から」「湿った」まで書きます。この 2 つが入っていれば正解で、風の方角は採点に入りません(「南の海から」「南西の海から」と書いた答えも正解です)。「季節風が吹くから」だけでは、なぜ雨になるのかが伝わりません。(3) は、暑くて雨が多いので、たくさんの水が要る稲作です。
宿題2長江の流域で稲作がさかんな理由を、黄河の流域と比べて書きましょう。答え
ヒント1
- 1. 解き方の 2 つ目「問われている言葉と条件に線を引く」を使います。線を引くのは「稲作がさかんな理由」と「黄河の流域と比べて」の 2 か所です。
ヒント2
- 2. 稲はどんな作物だったか思い出しましょう。動画の問5の解説で、先生は「雨が多い所では、たくさんの水が要る稲作ができる」と言っていました。稲が育つには、たくさんの水と暖かさが要ります。
ヒント3
- 3. 長江は、黄河より南を流れる川です。中国では、南へ行くほど赤道に近くなり、暖かくなります。
ヒント4
- 4. 雨の量も比べます。動画の問5の図1(年降水量)では、中国の南部は「多い」、黄河のあたりは「やや少ない」の色でした。問5の図1には、長江は描かれていません。長江は中国の南部を流れる川なので、長江の流域は図1の「多い」の所に入る、と考えます。問5の解説の黄色い丸の所でも、黄河のあたりは「雨はやや少ない」「小麦などの畑作」と出ていました。
ヒント5
- 5. 問1の【覚える】「気候と農業」に当てはめると、「暑くて雨が多い → 稲作」「雨がやや少ない → 小麦などの畑作」です。
ヒント6
- 6. 答えには「雨」と「暖かさ(気温)」の 2 つを入れて、どちらも「黄河の流域より」と比べる形で書きます。文の終わりは「〜から。」です。書き方の例は「長江の流域は黄河の流域より〜で、〜ので、たくさんの水が要る稲作に向いているから。」です。
答えと解き方
(例)長江の流域は黄河の流域より暖かく、雨が多いので、たくさんの水が要る稲作に向いているから。
解き方
稲は、育つ間にたくさんの水と暖かさが要る作物です。\(\displaystyle 1a\) で習ったように、長江の流域は黄河の流域より雨が多く、暖かい所です。黄河の流域は雨が少なめで冬は寒いので、小麦などの畑作が中心でした。満点は、「雨が多い」と「暖かい(気温が高い)」の両方を、「黄河の流域より」と比べる形で書けた答えです。「雨が多い」だけなど、片方しか書いていない答えは半分です。「長江の流域は雨が多いから」のように、黄河の流域と比べていない答えも、問いの条件に合っていないので半分です。「〜より」を使って、違いをはっきり書きましょう。
宿題3次の表は、ある作物の生産量の上位の国です(FAOSTAT、2022年。数字は書いていません)。
| 1位 | 2位 |
|—|—|
| 中国 | インド |(1) この作物を〔小麦・天然ゴム・油やし(パーム油)・なつめやし〕から選びましょう。
作物(________)
(2) インドでこの作物が主に作られているのは、ガンジス川の下流と上流のどちらですか。また、そこでこの作物が作られる理由を、気候から書きましょう。
主に作られているのは( 上流 ・ 下流 )
理由:
(1)
- 1. 動画の問6で習った【決まり】「上位の国から作物を決める手順」を使います。手順は「分かる所から決める」「その国の気候と農業を思い出す」「必ず選択肢を見る」の 3 つです。
- 2. 問6の解説の【注意】には「中国・インドが上位の作物は米だけではない」「小麦・茶も 1位中国・2位インド → 必ず選択肢を見る」とありました。この問いの選択肢に、米はありません。
- 3. 選択肢を 1 つずつ消していきます。
・天然ゴム:問6では 1位タイ・2位インドネシアでした(問6の \(\displaystyle A\))。
・油やし(パーム油):問6では 1位インドネシア・2位マレーシアでした(問6の \(\displaystyle B\))。
・なつめやし:問6の解説で、先生は「西アジアなどの乾燥した地域で作られる作物」と言っていました。 - 4. 中国とインドに当てはまらない物を消すと、残るのは 1 つです。
(2)
- 1. 地図で、ガンジス川の「上流」と「下流」がどこか確かめましょう。
- 2. 動画の問1では、ガンジス川の下流にある都市 \(\displaystyle X\) は雨がとても多く、まわりの農業は稲作でした。
- 3. 問5の解説では、黄色い丸の所に「ガンジス川の上流」があり、「雨はやや少ない」「小麦などの畑作」と出ていました。
- 4. 問1の【覚える】「気候と農業」には「雨がやや少ない → 小麦などの畑作」とあります。(1) で選んだ作物は、上流と下流のどちらで作られるでしょうか。
- 5. 理由は、「雨」の量から書きます。下流と比べる形にすると分かりやすくなります。理由なので、文の終わりは「〜から。」です。書き方の例:「下流より雨が〜ので、たくさんの水が要る稲作より、〜に向いているから。」
答えと解き方
(1) 小麦
(2) 上流。(例)下流より雨がやや少ないので、たくさんの水が要る稲作より、小麦などの畑作に向いているから。
解き方
(1) 中国とインドが上位と聞くと、米を思いうかべるかもしれません。でも、この選択肢には米がありません。天然ゴムと油やしは暑くて雨の多い東南アジアなどのプランテーションの作物、なつめやしは西アジアなどの乾燥した地域の作物なので、残る小麦です。(2) は \(\displaystyle 1a\) で習った農業の分け方です。同じガンジス川でも、雨の多い下流は稲作、雨がやや少ない上流やインダス川の流域は小麦でした。理由は「雨がやや少ない(下流より雨が少ない)」が入っていれば正解です。「下流」を選んだ人は、米と小麦の育つ条件を取り違えていないか見直しましょう。
宿題4次の (1)〜(3) に当てはまる国を、〔中国・韓国・モンゴル・インド・マレーシア・インドネシア・サウジアラビア・カザフスタン〕から選びましょう。どの説明も、手がかりを 2 つとも使いましょう。(1) かつてイギリスの植民地だった。パーム油の生産が多い。
手がかり 1(前の文)で残る国:__________
その中で、手がかり 2(後の文)にも合う国:______
答え(_______)
(2) 人口が 10 億人をこえる。東アジアにある。
手がかり 1(前の文)で残る国:__________
その中で、手がかり 2(後の文)にも合う国:______
答え(_______)
(3) 海から遠い内陸にある。石油や天然ガスが多くとれる。
手がかり 1(前の文)で残る国:__________
その中で、手がかり 2(後の文)にも合う国:______
答え(_______)
ヒント1
- 1. 動画の問2で習った【決まり】「国を決める 3 つの手順」を使います。
1. 1 つの手がかりで候補をしぼる
2. 別の手がかりを合わせて 1 か国に決める
3. 全部の手がかりと合うか確かめる
ヒント2
- 2. どの問いも、手がかり 1 つだけでは国が 2 つ以上残ります。紙の欄は、次の順に書きます。
・「手がかり 1(前の文)」は、それぞれの問いの前の文です。「手がかり 2(後の文)」は、後の文です。
・まず「手がかり 1(前の文)で残る国:」の欄に、前の文に当てはまる国を、〔 〕の中から全部書きます(手順の 1)。
・次の「その中で、手がかり 2(後の文)にも合う国:」の欄には、上の欄に書いた国だけを 1 つずつ見て、後の文にも合う国を書きます(手順の 2)。〔 〕の中のほかの国は、もう見なくてかまいません。
・この欄に残った 1 か国を「答え( )」に書きます。
(1)
- 手がかり 1「イギリスの植民地」:問2の \(\displaystyle C\) はインドでした。問2の解説で、先生は「マレーシアもイギリスの植民地でしたが」と言っていました。〔 〕の中で当てはまるのは、インドとマレーシアの 2 か国です。インドネシアは、イギリスの植民地だった国には入りません。
- 手がかり 2「パーム油」:問6の \(\displaystyle B\) の表では、1位インドネシア、2位マレーシアでした。
(2)
- 手がかり 1「10 億人をこえる」:問2の解説の \(\displaystyle C\) で、先生は「『人口が 10 億人をこえる』『格差』だけなら、中国とインドの 2 か国。」と言っていました。このときは「格差」も合わせた話でしたが、「10 億人をこえる」だけでも、〔 〕の中で当てはまるのはこの 2 か国です。
- 手がかり 2「東アジア」:問2の例で「東アジアにある → 日本・中国・韓国・北朝鮮・モンゴル など」と出ていました。
(3)
- 手がかり 1「海から遠い内陸」:問2の例で「海から遠い内陸にある → たとえばモンゴル、カザフスタンなど」と出ていました。〔 〕の中で当てはまるのは、この 2 か国です。
- 手がかり 2「石油や天然ガス」:上の欄の 2 か国だけを見ます。中央アジアのカザフスタンは、石油や天然ガスが多くとれる国です。モンゴルは、石油や天然ガスが多くとれる国には入りません。
- 後の文から先に考えると、当てはまる国が〔 〕の中にいくつもあって決めにくくなります。順番どおり、前の文からしぼりましょう。
- 最後に、答えの国が前の文と後の文の両方に合うかを確かめましょう(手順の 3)。
答えと解き方
(1) マレーシア (2) 中国 (3) カザフスタン
解き方
どれも、手がかり 1 つだけでは 2 か国以上が当てはまります。
(1) イギリスの植民地だったのは、インドとマレーシア。パーム油の生産が多いのは、インドネシアとマレーシア。両方に当てはまるのはマレーシアです。
(2) 人口が 10 億人をこえるのは、中国とインド。東アジアにあるのは、中国・韓国・モンゴル。両方に当てはまるのは中国です。
(3) 海から遠い内陸にあるのは、カザフスタンとモンゴル。石油や天然ガスが多くとれる国は、カザフスタンやサウジアラビアのほか、中国・マレーシア・インドネシアなど、選択肢の中にいくつもあります(マレーシアは、1980年の輸出の 1 位が原油でしたね)。モンゴルは、石油や天然ガスが多くとれる国には入りません。両方に当てはまるのはカザフスタンです。
宿題5中国が沿岸部に経済特区をつくった目的を書きましょう。答え
ヒント1
- 1. 解き方の 2 つ目を使い、「目的」に線を引きます。
ヒント2
- 2. 目的を聞かれたら、文の終わりは「〜ため。」にします。これは解き方の 3 つ目(理由は「〜から。」)とは別の決まりです。
ヒント3
- 3. 動画の問3で出た「思い出そう(\(\displaystyle 1b\))」を見ます。板書に「経済特区:外国の会社を呼びこむため、税金を安くするなどした地域」と出ていました。
ヒント4
- 4. 問3の解説の答えの例には「外国の企業が進出して工業が発展した」とありました。外国の企業を呼びこんで、中国の何を発展させたかったのかを考えましょう。
ヒント5
- 5. 書き方の例は「〜などして外国の企業を呼びこみ、〜を発展させるため。」です。
答えと解き方
(例)税金を安くするなどして外国の企業を呼びこみ、工業を発展させるため。
解き方
「目的」を聞かれたら、文の終わりは「〜ため。」にします。
宿題6ある生徒が、中国の沿岸部と内陸部の格差について、次のようにまとめました。
「中国では、内陸部に経済特区がつくられ、外国の企業の工場が集まった。そのため内陸部の収入が多くなり、2 つの地域の収入の差が広がった。そこで政府は、沿岸部に道路や鉄道などをつくる開発を進めている。」(1) まちがっている所を 3 つ見つけ、正しく直しましょう。
① まちがっている所:_____________________
正しく直した言葉:_____________________
_____________________
② まちがっている所:_____________________
正しく直した言葉:_____________________
_____________________
③ まちがっている所:_____________________
正しく直した言葉:_____________________
_____________________
(2) 政府が進めている開発の名前を答えましょう。
開発の名前(__________)
(1)
- 1. 生徒の文は、文と文のつながりは自然です。そのため、読んだだけではまちがいに気づきにくくなっています。「どこで」起きたことかを、習ったことと 1 つずつ照らし合わせましょう。
- 2. まず、文の中の「内陸部」「沿岸部」という言葉に、全部線を引きます。
- 3. \(\displaystyle 1b\) で習った「原因 → 結果 → 対策」の順に確かめます。
・原因:動画の問3の中国の地図を思い出しましょう。経済特区の★は、どこに付いていましたか。問3の板書には「沿岸部=海に面した地域 内陸部=海から遠い地域」とありました。
・結果:問3の解説の板書には「沿岸部は収入が多く、内陸部は少ない。その差が大きい」とありました。工場が集まって収入が多くなったのは、どちらでしょうか。
・対策:政府が道路や鉄道をつくって助けたいのは、収入が多い地域と少ない地域のどちらでしょうか。 - 4. 「2 つの地域の収入の差が広がった」の所は、問3の板書の「その差が大きい」と合っています。
(2)
- 1. 中国の内陸部は、国の西の方に広く広がっています。そのため、内陸部の開発は「〇部大開発」と呼ばれます。〇には方角が入ります。
- 2. \(\displaystyle 1b\) で習った言葉です。
答えと解き方
(1) ①「内陸部に経済特区がつくられ」→「沿岸部に経済特区がつくられ」 ②「内陸部の収入が多くなり」→「沿岸部の収入が多くなり(内陸部は少ないままで)」 ③「沿岸部に道路や鉄道などをつくる」→「内陸部に道路や鉄道などをつくる」
(「2 つの地域の収入の差が広がった」の所は合っているので、直しません。3 つを直すと、「中国では、沿岸部に経済特区がつくられ、外国の企業の工場が集まった。そのため沿岸部の収入が多くなり(内陸部は少ないままで)、2 つの地域の収入の差が広がった。そこで政府は、内陸部に道路や鉄道などをつくる開発を進めている。」という正しい文になります)
(2) 西部大開発(内陸部の開発、も正解)
解き方
\(\displaystyle 1b\) で習った「原因 → 結果 → 対策」に当てはめて、1 つずつ確かめます。原因:経済特区は、港があって輸出に便利な沿岸部につくられました。結果:工場が集まった沿岸部が豊かになり、内陸部との収入の差が広がりました。対策:収入の少ない内陸部に道路や鉄道などをつくり、内陸部でも仕事が生まれるようにしています。この生徒の文は、前と後のつながりは合っているので、読むだけではまちがいに気づけません。「どこで」起きたことかを、習ったことと 1 つずつ照らし合わせることが大切です。
宿題7インドの ICT 産業について、アメリカの企業から見て、インドの会社に仕事を任せると得なことを 2 つ書きましょう。①
②
ヒント1
- 1. 動画の問4で習った【決まり】「条件つきの記述」を使います。この宿題で線を引くのは、「アメリカの企業から見て」「得なこと」「2 つ」の 3 か所です。
ヒント2
- 2. 問4の出題で、先生は \(\displaystyle 1b\) の資料を 3 つ思い出させていました。
・イギリスの植民地だったこと(だから英語を話す人が多い)
・アメリカと昼と夜がほぼ逆になること
・数学や理科の教育に力を入れてきたこと(だからすぐれた技術者が多い)
問4の解説では、これに「アメリカより賃金が安い」も加わっていました。
ヒント3
- 3. 問4の板書の【注意】に「『英語』『数学』『昼と夜が逆』で止めない → アメリカの企業にとっての得まで」とありました。インドの様子を書いただけでは足りません。
ヒント4
- 4. それぞれの様子から、アメリカの企業の得を考えます。
・英語:アメリカの企業と何がしやすいか。
・昼と夜が逆:アメリカの人が寝ている夜の間に、インドでは何ができるか。その結果、何時間続けて仕事ができるか。
・技術者が多い:アメリカの企業は、安心して何ができるか。
・賃金:アメリカで人をやとうのと比べて、どうか。
ヒント5
- 5. 聞かれているのは「得なこと」なので、文の終わりは「〜こと。」でかまいません。書き方の例は「〜なので、〜できること。」です。最後に、2 つ書けているか数を確かめましょう。
答えと解き方
(例)英語でやりとりができること。アメリカが夜の間に仕事を進めてもらえるので、24時間続けて仕事ができること。(賃金がアメリカより安いこと、も正解)(数学や理科の教育に力を入れていて、すぐれた技術者が多く、仕事を任せやすいこと、も正解)(「英語を話す人が多いこと」「技術者が多いこと」「昼と夜がほぼ逆なこと」だけで止めた答えは、正解にしません)
解き方
アメリカの企業の立場で考え、「だからアメリカの企業に何が得か」まで書きます。正解になるのは、「英語でやりとりができる」「24時間続けて仕事ができる」「アメリカより安い賃金で頼める」「すぐれた技術者に仕事を任せられる」の中から 2 つです。
「英語を話す人が多い」「技術者が多い(数学の教育に力を入れている)」で止めた答えは足りません。どちらもインドの様子を書いただけで、アメリカの企業にとって何が得か(やりとりがしやすい・仕事を任せやすい)を書いていないからです。「昼と夜がほぼ逆」で止めた答えも同じです。「アメリカが夜の間に仕事を進めてもらえる → 24時間続けて仕事ができる」まで書きます。賃金は「アメリカより安い」と比べて書けば、アメリカで人をやとうより安く頼めるという得が、そのまま伝わります。
宿題8プリントには、アジアの地図が 2 枚あります。図1 は年降水量、図2 は主な農業の分布です。(1) 図1 と図2 を比べて、年降水量と農業の間にどのような関係があるか書きましょう。
図1と図2の両方にふれる
__________________________
__________________________
__________________________
(2) (1) のような関係が見られる理由を、「水」という言葉を使って書きましょう。
『水』という言葉を使う
__________________________
__________________________
__________________________
(1) のヒント
- ① 動画の問5の出題で、画面に出た【決まり】「『関係』を書くとき(3 つの解き方とは別の決まり)」を使います。
- 2つの図の両方にふれる
- 「〇〇が多い所は△△も……、〇〇が少ない所は△△も……」の形で書く
- ② 問5では、図2が人口密度でした。この宿題の図2は農業の種類です。「△△も多い」ではなく、「〇〇が多い所では□□が行われている」の形に直して使います。
- ③ 問5の解説を思い出しましょう。図1で雨が多い所を赤い線でなぞり、図2の同じ場所に重ねて見比べました。この宿題でも同じように、図1と図2の同じ場所を指でたどって確かめます。
- ④ まず、図1で「多い」の色の所を見つけます。図2で同じ場所を見ると、何色ですか。凡例で、どの農業の色か確かめます。
- ⑤ 次に「やや少ない」の所、最後に「とても少ない」の所も、同じように図2で何色かを確かめます。
- ⑥ ④と⑤で分かったことを、ノートのすみに書き出してみましょう。
- 年降水量が多い → ( )
- 年降水量がやや少ない → ( )
- 年降水量がとても少ない → ( )
- ⑦ ⑥の3つをつなげて、「年降水量が多い地域では〜、やや少ない地域では〜、とても少ない地域では〜が行われている。」と書きます。3つ全部書くのがいちばんです。
- ⑧ 白い所(色をぬっていない所)は、比べなくてかまいません。
- ⑨ 問5の解説の【注意】のとおり、「東南アジアでは稲作」のように片方の図だけを説明しても、関係にはなりません。年降水量(図1)と農業(図2)の両方の言葉が、文に入っているか確かめましょう。
(2) のヒント
- ① 理由を聞かれているので、入試の解き方の3つ目のとおり、文の終わりは「〜から。」にします。
- ② 動画の問1の出題で出た【覚える】「気候と農業」は、(1) で見つけた関係とそっくり同じです。
- 暑くて雨が多い → 稲作
- 雨がやや少ない → 小麦などの畑作
- とても乾燥している → 遊牧、オアシスでの農業
- (2) では、これが「なぜそうなるのか」を書きます。
- ③ 稲作について:問5の解説で、先生は「雨が多い所では、たくさんの水が要る稲作ができる」と言っていました。稲が育つには水がたくさん要ります。だから、どんな地域で作られるのでしょうか。
- ④ 遊牧について:雨がとても少なく水が足りない所では、作物が育ちにくいです。そこで、家畜を連れて、草や水のある所へ移動しながらくらします。これが遊牧です。
- ⑤ ③と④のどちらか1つでも、「水(雨)」とつなげて書ければ答えになります。両方書けば、もっとよい答えです。書いた答えの最後の文を「〜から。」で終えます。
- 稲作だけを書くとき:「稲は育つのに〜が要るので、〜地域で作られるから。」
- 両方を書くとき:「稲は育つのに〜が要るので、〜地域で作られる。雨がとても少ない地域では〜ので、〜が行われるから。」
答えと解き方
(1) (例)年降水量が多い地域では稲作が、やや少ない地域では小麦などの畑作が、とても少ない地域では遊牧が行われている。
(2) (例)稲は育つのにたくさんの水が要るので、雨の多い地域で作られる。雨がとても少ない地域では作物が育ちにくいので、家畜を連れて移動する遊牧が行われるから。
解き方
(1) は、図1 と図2 の両方にふれていれば正解です。「年降水量が多い地域ほど稲作がさかんで、少ない地域では遊牧が多い」のように、3 つのうち 2 つを比べて書いた答えも正解です。「東南アジアでは稲作」のように、図2 だけの説明では関係になりません。(2) は、稲作と遊牧のどちらか 1 つについて「水(雨)」とつなげて書けていれば正解です。
宿題9西アジアや中央アジアの内陸部は、人口密度が低い地域が多いです。その理由を、気候と農業から書きましょう。答え
ヒント1
- 1. 解き方の 2 つ目を使い、「理由」と「気候と農業から」に線を引きます。気候と農業の 2 つを、どちらも入れて書きます。
ヒント2
- 2. この宿題は、動画の問5の逆向きです。問5の解説の板書の流れは「季節風 → 雨 → 稲作 → 米がたくさんとれる → 多くの人を養える」でした。これを逆にして、雨がとても少ないとどうなるかを考えます。
ヒント3
- 3. 動画の問5の図1(年降水量)では、西アジアや中央アジアは「とても少ない」でした。動画の問5の図2(人口密度)では、そこは薄い色(人口密度が低い)でした。このプリントの宿題8 の図2(主な農業の分布)とは別の図なので、気をつけましょう。問1の都市 \(\displaystyle Y\)(アラビア半島の内陸)の雨温図 Ⅱ は、「一年中ほとんど降らない」でした。
ヒント4
- 4. 雨がとても少ないと、稲作などの農業はしやすいでしょうか。農業がしにくいと、多くの人が食べる分の食料を作れるでしょうか。
ヒント5
- 5. 文の終わりは「〜から。」です。書き方の例は「雨がとても少なく〜ので、〜がしにくく、多くの人を養う〜を作りにくいから。」です。
答えと解き方
(例)雨がとても少なく乾燥していて、稲作などの農業がしにくく、多くの人を養う食料を作りにくいから。
解き方
動画の問5の逆向きです。「雨が少ない → 農業がしにくい → 人口が少ない」。オアシスや川のまわりには人が集まって住んでいます。
しおりアカデミー|社会 中学1年 STEP 2
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