中学1年

【数学 中学1年 #3】一次方程式 練習問題(STEP 2-1)

栞先生
数学 中学1年 STEP 2-1|全14問
紙やノートに解いてみよう。手が止まったら、ヒントを上から順に開こう。

📺 解けなかったら、この単元の授業動画で復習しよう。

宿題1\(\displaystyle 5−2(3−x)=4x+1\) を解きなさい。
計算
答え x=____
確かめ(x の答えをもとの式に入れてみよう)
左辺=__________________
右辺=________
ヒント1
  • 1. 最初にかっこをはずします。\(\displaystyle −2(3−x)\) は \(\displaystyle (−2)×(3−x)\) というかけ算です。
ヒント2
  • 2. 先に 5−2 を計算して「\(\displaystyle 3(3−x)\)」にしてはいけません。かけ算はひき算より先にします。5 はそのまま残し、−2 だけを \(\displaystyle (3−x)\) にかけます。
ヒント3
  • 3. 「−」がついた数をかっこにかけるときは、かっこの中の項に 1 つずつかけます。かっこの中の項は、3 と −x の 2 つです。
    ・(−2)×3=−6
    ・(−2)×(−x)=+2x(負の数×負の数は正の数)
    どちらの項も符号が変わります。動画の問 1(1) で、板書に「【注意】\(\displaystyle −(x−3)\) は \(\displaystyle −x+3\) 後ろの 3 の符号も変わる」と出た所と同じ考え方です。
ヒント4
  • 4. かっこをはずすと \(\displaystyle 5−6+2x=4x+1\) です。左辺の 5−6 をまとめます。
ヒント5
  • 5. x の項を右辺に、数を左辺に移項して集めます。右辺には 4x、左辺には 2x があり、x を右に集めると x の係数が正になります。移項すると符号が変わります。左辺の 2x は右辺に移って −2x になり、右辺の +1 は左辺に移って −1 になります。
ヒント6
  • 6. 「□=2x」や「2x=□」の形になったら、両辺を 2 でわります。
ヒント7
  • 7. 確かめ:出た答えを、かっこをはずす前のもとの式 \(\displaystyle 5−2(3−x)=4x+1\) の x に入れます。左辺と右辺を別々に計算して、同じ数になれば合っています(動画の「答えが合っているか、自分で確かめるには?」の板書)。
    負の数を代入するときは、かっこをつけます。出た答えが負の数なら、\(\displaystyle 3−x\) は「3−(その数)」とかっこをつけて書きます。書き方の例として、x に −2 を入れる場合を見てみます(−2 はこの問いの答えではありません。書き方を見せるための数です)。\(\displaystyle 3−x\) は 3−(−2) と書きます。負の数をひくのは、正の数をたすのと同じです。なので 3−(−2)=3+2=5 になります。かっこをつけずに計算すると、ひき算の符号をまちがえてしまいます。そうなると、正しい答えでも左辺と右辺が合わなくなります。
答えと解き方
\(\displaystyle x=−1\)
解き方
\(\displaystyle 5−6+2x=4x+1\)、\(\displaystyle −1+2x=4x+1\)、\(\displaystyle −2=2x\)、\(\displaystyle x=−1\)。確かめ:左辺=\(\displaystyle 5−2×4=−3\)、右辺=−4+1=−3。
宿題2\(\displaystyle 1.2x−0.5=0.7x+1.5\) を解きなさい。
計算
答え x=____
確かめ
左辺=________
右辺=________
ヒント1
  • 1. 小数がある方程式です。画面右上の「今日の道具」の 2 行目、「小数 → 小数点以下のけた数がいちばん多い項に合わせて、10 倍・100 倍」を使います。
ヒント2
  • 2. 1.2、0.5、0.7、1.5 は、どれも小数第 1 位まで(小数点の後ろが 1 けた)です。なので、両辺を 10 倍します。
ヒント3
  • 3. 10 倍するのは、両辺のすべての項です。1.2x、−0.5、0.7x、1.5 の 4 つ全部に 10 をかけます。
    ・\(\displaystyle 1.2x×10=12x\) ・\(\displaystyle 0.5×10=5\)
    残りの 2 つも同じようにします。1 つでもかけ忘れると、答えがずれてしまいます。
ヒント4
  • 4. 整数だけの式になったら、x の項を左辺に、数を右辺に移項します。
ヒント5
  • 5. 「□x=□」の形になったら、両辺を x の係数でわります。
ヒント6
  • 6. 確かめ:出た答えを、もとの式(小数のままの式)に入れて、左辺と右辺を別々に計算します。
答えと解き方
\(\displaystyle x=4\)
解き方
10 倍して \(\displaystyle 12x−5=7x+15\)、\(\displaystyle 5x=20\)、\(\displaystyle x=4\)。確かめ:左辺=4.8−0.5=4.3、右辺=2.8+1.5=4.3。
宿題3\(\displaystyle 0.3(2x−1)=0.25x+0.4\) を解きなさい。
計算
答え x=____
確かめ
左辺=________
右辺=________
ヒント1
  • 1. 動画の問 1(2)「\(\displaystyle 0.2(x−3)=0.15x−0.5\)」とよく似た形です。
ヒント2
  • 2. 0.3、0.25、0.4 のうち、0.25 だけが小数第 2 位まであります。10 倍では 2.5 が残ってしまうので、両辺を 100 倍します。
ヒント3
  • 3. 左辺の \(\displaystyle 0.3(2x−1)\) は、\(\displaystyle 0.3×(2x−1)\) というかけ算で、1 つの項です。100 倍するときは、かっこの外の 0.3 だけが 100 倍になって 30 になり、かっこの中の \(\displaystyle 2x−1\) はそのままです。式は \(\displaystyle 30(2x−1)\) になります。動画の問 1(2) の板書「【注意】かっこの外の係数だけ 100 倍」と同じです。
ヒント4
  • 4. 右辺は、すべての項に 100 をかけます。\(\displaystyle 0.25x×100=25x\)。\(\displaystyle 0.4×100\) も計算します(4 ではありません。\(\displaystyle 0.4×10=4\)、\(\displaystyle 0.4×100=40\) です)。
ヒント5
  • 5. 次に、\(\displaystyle 30(2x−1)\) のかっこをはずします。かっこをはずすときは、中の全部の項に 30 をかけます。\(\displaystyle 30×2x\) と \(\displaystyle 30×(−1)\) です。
ヒント6
  • 6. x の項を左辺に、数を右辺に移項して、「□x=□」にします。両辺を x の係数でわります。
ヒント7
  • 7. 確かめ:出た答えを、もとの式に入れます。左辺は先にかっこの中 \(\displaystyle 2x−1\) を計算してから、0.3 をかけると楽です。
答えと解き方
\(\displaystyle x=2\)
解き方
100 倍して \(\displaystyle 30(2x−1)=25x+40\)、\(\displaystyle 60x−30=25x+40\)、\(\displaystyle 35x=70\)、\(\displaystyle x=2\)。確かめ:左辺=\(\displaystyle 0.3×3=0.9\)、右辺=0.5+0.4=0.9。
宿題4\(\displaystyle \frac{x+2}{3}=\frac{3x−1}{5}\) を解きなさい。
計算
確かめ
ヒント1
  • 1. 分数がある方程式です。画面右上の「今日の道具」の 1 行目、「分数 → 分母の最小公倍数を、両辺のすべての項にかける」を使います。
ヒント2
  • 2. 分母は 3 と 5 です。3 の倍数と 5 の倍数で、いちばん小さい共通の数(最小公倍数)を見つけます。3, 6, 9, 12, 15… と 5, 10, 15… を比べてみましょう。
ヒント3
  • 3. 両辺に 15 をかけます。
    ・左辺:\(\displaystyle \frac{x+2}{3}×15\) は、\(\displaystyle 15÷3=5\) なので \(\displaystyle 5(x+2)\)
    ・右辺:\(\displaystyle \frac{3x−1}{5}×15\) は、\(\displaystyle 15÷5=3\) なので \(\displaystyle 3(3x−1)\)
    分子は式なので、かっこをつけたまま書きます(動画の問 1(1) で「分子は式なので、かっこをつけたまま書いておきます」と言った所)。
ヒント4
  • 4. かっこをはずします。\(\displaystyle 5(x+2)\) は \(\displaystyle 5×x\) と \(\displaystyle 5×2\)、\(\displaystyle 3(3x−1)\) は \(\displaystyle 3×3x\) と \(\displaystyle 3×(−1)\) です。
ヒント5
  • 5. x の項を一方の辺に、数をもう一方の辺に移項して集め、両辺を x の係数でわります。
ヒント6
  • 6. わり切れなくて、答えが分数になることがあります。動画の板書「【決まり】答えが分数でも間違いではない」のとおり、分数のままで正しい答えです。約分できるときは約分します。
ヒント7
  • 7. 確かめ:出た答えを、もとの式の左辺と右辺に別々に入れます。\(\displaystyle x+2\) の 2 は分数にして(たとえば \(\displaystyle 2=\frac{8}{4}\))、分母をそろえてからたします。
答えと解き方
\(\displaystyle x=\frac{13}{4}\)
解き方
15 をかけて \(\displaystyle 5(x+2)=3(3x−1)\)、\(\displaystyle 5x+10=9x−3\)、\(\displaystyle 13=4x\)、\(\displaystyle x=\frac{13}{4}\)。確かめ:\(\displaystyle \frac{\frac{13}{4}+2}{3}=\frac{\frac{21}{4}}{3}=\frac{7}{4}\)、\(\displaystyle \frac{\frac{39}{4}−1}{5}=\frac{\frac{35}{4}}{5}=\frac{7}{4}\)。答えが分数でも間違いではありません。
宿題5\(\displaystyle x−\frac{x−1}{2}=3\) を解きなさい。
計算
答え x=____
確かめ
左辺=________
右辺=________
ヒント1
  • 1. 分母は 2 だけなので、両辺に 2 をかけます(画面右上「今日の道具」の 1 行目)。
ヒント2
  • 2. 大事なのは「両辺のすべての項」にかけることです。この式の項は、x、\(\displaystyle −\frac{x−1}{2}\)、3 の 3 つです。分母のない x と 3 にも、2 をかけます。
    ・\(\displaystyle x×2=2x\)
    ・\(\displaystyle \frac{x−1}{2}×2=(x−1)\)。分子は式なので、かっこをつけたまま書きます。
    ・3×2=6
    \(\displaystyle 2x−(x−1)=6\) となります。
ヒント3
  • 3. 次に、\(\displaystyle −(x−1)\) のかっこをはずします。前に − があるので、かっこの中の 2 つの項は両方とも符号が変わります。x は −x に、−1 は +1 になります。動画の問 1(1) の板書「【注意】\(\displaystyle −(x−3)\) は \(\displaystyle −x+3\) 後ろの 3 の符号も変わる」と同じです。
ヒント4
  • 4. x の項をまとめて、数を右辺に移項します。
ヒント5
  • 5. 確かめ:出た答えを、もとの式 \(\displaystyle x−\frac{x−1}{2}=3\) に入れます。先に \(\displaystyle x−1\) を計算し、それを 2 でわって、x からひきます。
答えと解き方
\(\displaystyle x=5\)
解き方
2 をかけて \(\displaystyle 2x−(x−1)=6\)。分母がない x と 3 にも 2 をかけます。\(\displaystyle 2x−x+1=6\)、\(\displaystyle x=5\)。確かめ:\(\displaystyle 5−\frac{4}{2}=3\)。
宿題6\(\displaystyle \frac{x}{2}−\frac{1}{3}=\frac{3x}{4}\) を解きなさい。
計算
確かめ
ヒント1
  • 1. 分母は 2、3、4 の 3 つです。3 つ全部でわり切れる、いちばん小さい数(最小公倍数)を見つけます。4 の倍数 4, 8, 12… の中で、2 でも 3 でもわり切れる最初の数をさがしましょう。
ヒント2
  • 2. 両辺のすべての項に 12 をかけます。項は \(\displaystyle \frac{x}{2}\)、\(\displaystyle −\frac{1}{3}\)、\(\displaystyle \frac{3x}{4}\) の 3 つです。
    ・\(\displaystyle \frac{x}{2}×12\) は、\(\displaystyle 12÷2=6\) なので 6x
    ・\(\displaystyle \frac{1}{3}×12\) は、\(\displaystyle 12÷3=4\) なので 4(前の − はそのまま残ります)
    ・\(\displaystyle \frac{3x}{4}×12\) は、\(\displaystyle 12÷4=3\) なので \(\displaystyle 3×3x=9x\)
ヒント3
  • 3. x の項を一方の辺に、数をもう一方の辺に移項します。右辺の 9x を左辺に移すと、x の係数が負の数になります。x の項を右辺に、数を左辺に集めると、まちがえにくくなります。
ヒント4
  • 4. 「□=3x」の形になったら、両辺を 3 でわります。わり切れないときは分数にします。負の数を正の数でわると、答えは負の数です。答えが負の分数になっても、間違いではありません。
ヒント5
  • 5. 確かめ:出た答えを、もとの式の左辺と右辺に入れます。負の分数の計算になるので、符号に気をつけます。
答えと解き方
\(\displaystyle x=−\frac{4}{3}\)
解き方
12 をかけて \(\displaystyle 6x−4=9x\)、\(\displaystyle −4=3x\)、\(\displaystyle x=−\frac{4}{3}\)。確かめ:左辺=\(\displaystyle −\frac{2}{3}−\frac{1}{3}=−1\)、右辺=\(\displaystyle 3×(−\frac{4}{3})÷4=−1\)。
宿題7次の比例式を解きなさい。(1) \(\displaystyle (x−3)\):\(\displaystyle 6=(x+1)\):10 (2) 3:\(\displaystyle (x+4)=2\):x
(1) 計算
(1) 答え x=____
(1) 確かめ(左の比・右の比)
左の比(___:___) 右の比(___:___)
(2) 計算
(2) 答え x=____
(2) 確かめ(左の比・右の比)
左の比(___:___) 右の比(___:___)
ヒント1
  • 1. 動画の問 2「2:\(\displaystyle (x+1)=6\):\(\displaystyle (4x−1)\)」と同じように、両方の比に x がある比例式です。画面右上「今日の道具」の 3 行目、「比例式 a:\(\displaystyle b=c\):d → \(\displaystyle ad=bc\)(外側の項の積=内側の項の積)」を使います。
ヒント2
  • 2. 外側の項は、式のいちばん左といちばん右の 2 つです。内側の項は、= のすぐ左とすぐ右の 2 つです。
    ・(1) \(\displaystyle (x−3)\):\(\displaystyle 6=(x+1)\):10 → 外側の項は \(\displaystyle (x−3)\) と 10、内側の項は 6 と \(\displaystyle (x+1)\)
    ・(2) 3:\(\displaystyle (x+4)=2\):x → 外側の項は 3 と x、内側の項は \(\displaystyle (x+4)\) と 2
ヒント3
  • 3. 「外側の項の積=内側の項の積」の式を作ります。x をふくむ項は、かっこごとかけます(動画の問 2 の板書「【注意】x をふくむ項は かっこごとかける」)。
    ・(1) は \(\displaystyle 10(x−3)=6(x+1)\)
    ・(2) は \(\displaystyle 3×x=2(x+4)\)
ヒント4
  • 4. かっこをはずします。かっこの中の 2 つの項の両方にかけます。−3 や +4 にかけ忘れないようにします。
ヒント5
  • 5. x の項を左辺に、数を右辺に移項して、x を求めます。
ヒント6
  • 6. 確かめ:出た x をもとの比例式に入れて、左の比と右の比を、それぞれ数だけの比にします。
    次に、1 つの比の「:」の前の数と後ろの数を、同じ数でわって簡単にします。これを左の比と右の比で別々に行います。わる数は、左の比と右の比でちがってもかまいません。簡単にした 2 つの比が同じになれば合っています。
    動画の問 2 で「6:15 → 両方を 3 でわって 2:5」とした所と同じです。ここでいう「両方」は、6:15 という 1 つの比の中の 6 と 15 のことです。その 2 つを、どちらも 3 でわっています。
答えと解き方
(1) \(\displaystyle x=9\) (2) \(\displaystyle x=8\)
解き方
(1) \(\displaystyle 10(x−3)=6(x+1)\)、\(\displaystyle 10x−30=6x+6\)、\(\displaystyle 4x=36\)、\(\displaystyle x=9\)。確かめ:6:6 と 10:10。(2) \(\displaystyle 3x=2(x+4)\)、\(\displaystyle 3x=2x+8\)、\(\displaystyle x=8\)。確かめ:3:12=1:4、2:8=1:4。
宿題8\(\displaystyle (x+5)\):\(\displaystyle x=7\):3 を解きなさい。
計算
確かめ
ヒント1
  • 1. 比例式なので、「外側の項の積=内側の項の積」を使います(画面右上「今日の道具」の 3 行目)。
ヒント2
  • 2. \(\displaystyle (x+5)\):\(\displaystyle x=7\):3 では、外側の項は \(\displaystyle (x+5)\) と 3、内側の項は x と 7 です。
ヒント3
  • 3. \(\displaystyle 3(x+5)=7x\) という式になります。\(\displaystyle x+5\) はかっこごと 3 をかけます。
ヒント4
  • 4. かっこをはずして、x の項を一方の辺に、数をもう一方の辺に集めます。x の項を右辺に集めると、係数が正の数になって計算しやすくなります。
ヒント5
  • 5. わり切れないときは、答えは分数になります。「答えが分数でも間違いではない」(動画の板書)。
ヒント6
  • 6. 確かめ:\(\displaystyle x+5\) を計算するときは、5 を分母が 4 の分数に直してからたします(\(\displaystyle 5=\frac{20}{4}\))。左の比 \(\displaystyle (x+5)\):x の両方が「\(\displaystyle \frac{\square }{4}\)」の形になったら、両方に 4 をかけると整数の比になります。さらに同じ数でわって、7:3 になれば合っています。
答えと解き方
\(\displaystyle x=\frac{15}{4}\)
解き方
\(\displaystyle 3(x+5)=7x\)、\(\displaystyle 3x+15=7x\)、\(\displaystyle 15=4x\)、\(\displaystyle x=\frac{15}{4}\)。確かめ:\(\displaystyle x+5=\frac{35}{4}\) なので、\(\displaystyle (\frac{35}{4})\):\(\displaystyle (\frac{15}{4})=35\):15=7:3。
宿題9次の比例式を解きなさい。(1) x:4=0.6:1.2 (2) \(\displaystyle (\frac{1}{2})\):\(\displaystyle (\frac{1}{3})=9\):x
(1) 計算
(1) 答え x=____
(2) 計算
(2) 答え x=____
ヒント1
  • 1. この問いは、比の項に小数や分数があります。解き方は 2 通りあります。どちらで解いてもかまいません。
ヒント2
  • 2. やり方A そのまま「外側の項の積=内側の項の積」を使う
    ・(1) x:4=0.6:1.2 → 外側の項は x と 1.2、内側の項は 4 と 0.6。\(\displaystyle 1.2x=4×0.6\) です。右辺を計算したら、両辺を 10 倍して小数をなくすと(「今日の道具」2 行目)、整数の方程式になります。
    ・(2) \(\displaystyle (\frac{1}{2})\):\(\displaystyle (\frac{1}{3})=9\):x → 外側の項は \(\displaystyle \frac{1}{2}\) と x、内側の項は \(\displaystyle \frac{1}{3}\) と 9。\(\displaystyle (\frac{1}{2})x=(\frac{1}{3})×9\) です。右辺を計算したら、両辺に 2 をかけて分数をなくします。
ヒント3
  • 3. やり方B 先に比を整数に直す
    比は、両方に同じ数をかけても、両方を同じ数でわっても、同じ比のままです(基礎の回 1c で学んだこと)。
    ・(1) 0.6:1.2 の両方を 10 倍すると 6:12。さらに両方を 6 でわると、もっと簡単な比になります。その比で x:4=□:□ を解きます。
    ・(2) \(\displaystyle \frac{1}{2}\):\(\displaystyle \frac{1}{3}\) の両方に、分母 2 と 3 の最小公倍数 6 をかけます。\(\displaystyle \frac{1}{2}×6=3\)、\(\displaystyle \frac{1}{3}×6=2\) なので 3:2。3:2=9:x を解きます。
ヒント4
  • 4. 確かめ:出た x を入れて、両方の比が同じになるか見ます。
答えと解き方
(1) \(\displaystyle x=2\) (2) \(\displaystyle x=6\)
解き方
2 通りの方法があります。
(1)
・そのまま:外側の項の積=内側の項の積 で \(\displaystyle 1.2x=4×0.6=2.4\)、\(\displaystyle x=2\)。
・先に比を整数に直す:0.6:1.2 は両方を 10 倍して 6:12、さらに 6 でわって 1:2。x:4=1:2 から \(\displaystyle 2x=4\)、\(\displaystyle x=2\)。
(2)
・そのまま:\(\displaystyle (\frac{1}{2})x=(\frac{1}{3})×9=3\)、\(\displaystyle x=6\)。
・先に比を整数に直す:\(\displaystyle \frac{1}{2}\):\(\displaystyle \frac{1}{3}\) は両方に 6 をかけて 3:2。3:2=9:x から \(\displaystyle 3x=18\)、\(\displaystyle x=6\)。
比は、両方に同じ数をかけたりわったりしても等しいので、先に整数に直すと計算が楽になることが多いです。
宿題10x についての方程式 \(\displaystyle 3x+a=7\) の解が −2 のとき、a の値を求めなさい。
計算
答え a=____
確かめ(a の答えを入れて、x を求めてみよう)
ヒント1
  • 1. 動画の問 3 と同じ形の問いです。「x についての方程式」なので、x は解を表す文字です。a は決まった数ですが、その値はまだ分かりません。求めたいのは a です(動画の問 3 の板書「x … この方程式の解を表す文字 a … 決まった数。まだ分からない」)。
ヒント2
  • 2. 「解が −2」というのは、x に −2 を入れると、左辺と右辺が等しくなるということです。なので、まず x に −2 を代入します(画面の「【決まり】解とは x に入れると、左辺=右辺 になる数」)。
ヒント3
  • 3. 負の数を代入するときは、かっこをつけます。3x は 3×(−2) です。
    \(\displaystyle 3×(−2)+a=7\) となります。
ヒント4
  • 4. 3×(−2) を計算します。正の数×負の数は負の数です。
ヒント5
  • 5. x が消えて、a だけの式になりました。a についての方程式として、数を右辺に移項して解きます。
ヒント6
  • 6. 確かめ:出た a をもとの方程式の a に入れて、x についての方程式を解きます。\(\displaystyle x=−2\) になれば合っています(動画の問 3 の確かめと同じやり方)。
答えと解き方
\(\displaystyle a=13\)
解き方
\(\displaystyle x=−2\) を代入して \(\displaystyle 3×(−2)+a=7\)、\(\displaystyle −6+a=7\)、\(\displaystyle a=13\)。確かめ:\(\displaystyle 3x+13=7\) から \(\displaystyle 3x=−6\)、\(\displaystyle x=−2\)。
宿題11x についての方程式 \(\displaystyle ax−6=2x+a\) の解が 5 のとき、a の値を求めなさい。
計算
答え a=____
確かめ(a の答えを入れて、x を求めてみよう)
ヒント1
  • 1. 動画の問 3「\(\displaystyle 5x−a=ax+7\) の解が \(\displaystyle x=3\)」と同じ形です。x は解を表す文字で、求めたいのは a です。
ヒント2
  • 2. 解が 5 なので、x に 5 を代入します。この式には x が 2 か所あります(ax の x と、2x の x)。両方に 5 を入れます。
ヒント3
  • 3. ax の x にも入れるのを忘れないようにします。\(\displaystyle a×5=5a\) です(動画の問 3 の板書「【注意】ax の x にも 3 を入れる \(\displaystyle a×3=3a\)」と同じです)。2x は \(\displaystyle 2×5=10\) です。
    \(\displaystyle 5a−6=10+a\) となります。
ヒント4
  • 4. a が両辺にあります。a の項を左辺に、数を右辺に移項して集めます。右辺の a を左辺に移すと −a になり、−6 を右辺に移すと +6 になります。
ヒント5
  • 5. 「□a=□」の形になったら、両辺を a の係数でわります。
ヒント6
  • 6. 確かめ:出た a をもとの方程式の 2 か所の a(ax の a と、右辺の +a)の両方に入れます。x についての方程式を解いて、\(\displaystyle x=5\) になれば合っています。
答えと解き方
\(\displaystyle a=4\)
解き方
\(\displaystyle x=5\) を代入して \(\displaystyle 5a−6=10+a\)、\(\displaystyle 4a=16\)、\(\displaystyle a=4\)。確かめ:\(\displaystyle 4x−6=2x+4\) から \(\displaystyle 2x=10\)、\(\displaystyle x=5\)。
宿題12次の a の値を求めなさい。
(1) x についての方程式 \(\displaystyle 2(x−a)=x+a\) の解が 6 のとき
(1) 計算
(1) 答え a=____
(1) 確かめ
(2) x についての方程式 \(\displaystyle ax−4=2x+a\) の解が −1 のとき
(2) 計算
(2) 答え a=____
(2) 確かめ
ヒント1
  • 1. どちらも動画の問 3 と同じで、まず x に解を代入して、a の方程式にします。
ヒント2
  • 2. (1) x に 6 を代入します。かっこの中の x も 6 にして \(\displaystyle 2(6−a)\)、右辺は \(\displaystyle 6+a\) です。
    ・\(\displaystyle 2(6−a)\) のかっこをはずすときは、中の 2 つの項の両方に 2 をかけます。\(\displaystyle 2×6\) と \(\displaystyle 2×(−a)\) です。
    ・a の項を一方の辺に、数をもう一方の辺に移項して集め、a を求めます。a の項を右辺に集めると、係数が正の数になります。
ヒント3
  • 3. (2) x に −1 を代入します。x は 2 か所(ax の x と、2x の x)あるので、両方に入れます。負の数なので、かっこをつけて入れます。
    ・ax は a×(−1)。a に −1 をかけると −a になります(a のままではありません)。
    ・2x は 2×(−1)=−2 です。
    ・\(\displaystyle −a−4=−2+a\) になります。a の項を右辺に、数を左辺に移項して集め、a を求めます。
ヒント4
  • 4. わり算の答えは負の数になることもあります。負の数を正の数でわると、負の数です。
ヒント5
  • 5. 確かめ:出た a をもとの方程式の a 全部に入れて、x についての方程式を解きます。x が問いの解((1) は 6、(2) は −1)になれば合っています。
答えと解き方
(1) \(\displaystyle a=2\) (2) \(\displaystyle a=−1\)
解き方
(1) \(\displaystyle 2(6−a)=6+a\)、\(\displaystyle 12−2a=6+a\)、\(\displaystyle 6=3a\)、\(\displaystyle a=2\)。確かめ:\(\displaystyle 2(x−2)=x+2\) から \(\displaystyle x=6\)。(2) \(\displaystyle −a−4=−2+a\)、\(\displaystyle −2=2a\)、\(\displaystyle a=−1\)。確かめ:\(\displaystyle −x−4=2x−1\) から \(\displaystyle −3=3x\)、\(\displaystyle x=−1\)。(2) では \(\displaystyle a×(−1)=−a\) になる所に注意します。
宿題13x についての 2 つの方程式 \(\displaystyle 3x−5=x+3\) と \(\displaystyle ax+2=10\) の解が同じであるとき、a の値を求めなさい。
① \(\displaystyle 3x−5=x+3\) を解く
x=____
② ①の x を \(\displaystyle ax+2=10\) に代入して a を求める
答え a=____
ヒント1
  • 1. 方程式が 2 つあります。1 つは a がない \(\displaystyle 3x−5=x+3\)、もう 1 つは a がある \(\displaystyle ax+2=10\) です。
ヒント2
  • 2. a がない方は、いつもどおりに解けます。まずこちらを解いて、x を求めます。x の項を左辺に、数を右辺に移項します。
ヒント3
  • 3. 「解が同じ」というのは、ヒント 2(問いのページの欄 ①)で求めた x が、もう一方の \(\displaystyle ax+2=10\) の解でもある、ということです。
ヒント4
  • 4. ここからは、動画の問 3 と同じです。「解が分かっていたら、まず代入する」(まとめの板書)。ヒント 2(問いのページの欄 ①)で求めた x を、\(\displaystyle ax+2=10\) の x に代入します。ax は a×(その数)です。
ヒント5
  • 5. a だけの式になったら、数を右辺に移項して、両辺を a の係数でわります。
ヒント6
  • 6. 確かめ:出た a を \(\displaystyle ax+2=10\) に入れて解きます。ヒント 2(問いのページの欄 ①)で求めた x と同じになれば合っています。
答えと解き方
\(\displaystyle a=2\)
解き方
a のない方を先に解きます。\(\displaystyle 3x−5=x+3\) から \(\displaystyle 2x=8\)、\(\displaystyle x=4\)。この \(\displaystyle x=4\) がもう一方の解でもあるので、\(\displaystyle 4a+2=10\)、\(\displaystyle 4a=8\)、\(\displaystyle a=2\)。
宿題14
2 つの数 a、b について、a★\(\displaystyle b=ab−a−b\) と決めます。たとえば 5★\(\displaystyle 2=5×2−5−2=3\) です。
(1) (−2)★3 の値を求めなさい。
(1) 計算
(1) 答え____
(2) x★4=11 となる x の値を求めなさい。
(2) 計算
(2) 答え x=____
確かめ(答えの x を使って x★4 を計算してみよう)
ヒント1
  • 1. ★ は、この問いのために作った新しい記号です。a★\(\displaystyle b=ab−a−b\) は、「★ の左にある数を a に、右にある数を b に入れて、\(\displaystyle ab−a−b\) を計算しなさい」という意味です。ab は \(\displaystyle a×b\) のことです。
ヒント2
  • 2. 例の 5★2 で確かめます。★ の左が 5 なので \(\displaystyle a=5\)、右が 2 なので \(\displaystyle b=2\)。\(\displaystyle ab−a−b\) に入れると \(\displaystyle 5×2−5−2\) になります。この入れ方をまねします。
ヒント3
  • 3. (1) (−2)★3 は、★ の左が −2、右が 3 です。a に −2、b に 3 を入れます。負の数を入れるときは、かっこをつけます。
    ・ab → (−2)×3
    ・−a → −(−2)。−(−2) は +2 です(負の数をひくのは、正の数をたすのと同じ)。
    ・−b → −3
    この 3 つをつないで、順に計算します。
ヒント4
  • 4. (2) x★4 は、★ の左が x、右が 4 です。今度は、a に数ではなく x を入れます。やり方は数のときと同じで、a と書いてある所に x を書けばよいです。b には 4 を入れます。
    ・ab → \(\displaystyle x×4=4x\)
    ・−a → −x
    ・−b → −4
    x★4 は \(\displaystyle 4x−x−4\) という式になります。
ヒント5
  • 5. \(\displaystyle 4x−x\) をまとめると、x の式が短くなります。それが 11 に等しいので、「(まとめた式)=11」という 1 次方程式ができます。
ヒント6
  • 6. あとはいつもどおりに解きます。数を右辺に移項して、両辺を x の係数でわります。
ヒント7
  • 7. 確かめ:出た x を使って、きまりどおりに(その数)★4 を計算します。11 になれば合っています。
答えと解き方
(1) −7 (2) \(\displaystyle x=5\)
解き方
(1) a に −2、b に 3 を入れます。\(\displaystyle (−2)×3−(−2)−3=−6+2−3=−7\)。−(−2) は +2 です。(2) a に x、b に 4 を入れると \(\displaystyle x×4−x−4=3x−4\)。\(\displaystyle 3x−4=11\)、\(\displaystyle 3x=15\)、\(\displaystyle x=5\)。確かめ:5★4=20−5−4=11。
初めて見る記号でも、きまりの文字に数や x を入れれば、これまでの計算と方程式で解けます。
しおりアカデミー|数学 中学1年 STEP 2-1
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