中学1年

【数学 中学1年 #3】一次方程式 練習問題(STEP 2-2)

栞先生
数学 中学1年 STEP 2-2|全11問
紙やノートに解いてみよう。手が止まったら、ヒントを上から順に開こう。

📺 解けなかったら、この単元の授業動画で復習しよう。

宿題1ある品物を定価の 2 割引きで買ったら、代金は 960 円でした。定価を求めなさい。
x にするもの:(_______)を x 円とする
式と計算
確かめ
答え ____ 円
ヒント1
  • ① 聞かれているのは定価です。動画の問 1 の解説で「聞かれているのは原価なので、原価を x 円とします」としたのと同じように、聞かれている定価を x 円とします。
ヒント2
  • ② 動画の問 1 の前の説明で、画面に「2割増し=1.2倍(もとの 1+増える 0.2)」と出ました。「割引き」はその反対で、もとの 1 から引かれる分をひきます。2 割は 0.2 です(画面の「1割=\(\displaystyle \frac{1}{10}=0.1\)」)。2 割引きなら、1−0.2 を計算して、定価の何倍を払うかを出します。
ヒント3
  • ③ 960 円は「払った代金」です。「引かれた分」ではありません。ことばの式は「定価×(②で出した数)=960」です。x を使って式にしましょう。
ヒント4
  • ④ 0.8 のような小数が x についているときは、両辺を 10 倍すると整数になります(動画の問 1 の解説で「両辺を 10 倍して \(\displaystyle 3x=3600\) にしてもかまいません」と言った所と同じです)。
ヒント5
  • ⑤ 確かめ:出した定価に②の数をかけて、960 円になるかを見ます。
答えと解き方
1200 円
解き方
定価を x 円とします。動画では「2 割増しは 1.2 倍」と言いました。もとの 1 に、増える 0.2 をたして 1.2 倍です。割引きも同じ考えで、もとの 1 から引かれる 0.2 をひきます。1−0.2=0.8 なので、2 割引きの代金は定価の 0.8 倍です。\(\displaystyle 0.8x=960\)、\(\displaystyle x=1200\)。確かめ:\(\displaystyle 1200×0.8=960\)。
\(\displaystyle 0.2x=960\) とした人は、0.2x が「引かれた分」で、払った代金ではないことを確かめてください。この式から \(\displaystyle x=4800\) になりますが、4800 円の 2 割引きは 3840 円で、960 円になりません。
宿題2ある品物に、原価の 2 割の利益を見込んで定価をつけましたが、定価の 1 割引きで売ったので、利益は 160 円でした。原価を求めなさい。
x にするもの:(_______)を x 円とする
定価=____円
売値=____円
式と計算
確かめ(定価・売値・利益)
答え ____ 円
ヒント1
  • ① 聞かれているのは原価なので、原価を x 円とします。
ヒント2
  • ② 定価:「原価の 2 割の利益を見込んで」なので、原価 x に 0.2x をたします。動画で画面に出た「2割増し=1.2倍」のとおり、定価は x の 1.2 倍です。
ヒント3
  • ③ 売値:「定価の 1 割引き」です。この 1 割は「定価の」1 割で、原価の 1 割ではありません(画面の「『何の』何割かを確かめる」)。1 割引きは、もとの 1 から 0.1 をひいて 0.9 倍です。定価(②の式)に 0.9 をかけます。1.2x×0.9 は、1.2×0.9 を計算して x をつけます。
ヒント4
  • ④ 画面に出た「利益=売値−原価」を使います。ことばの式は「売値−原価=160」です。③の売値と x を入れて式にしましょう。
ヒント5
  • ⑤ 左辺を計算すると「0.08x」のような小さい小数が出ます。両辺を 100 倍すると整数になります。
ヒント6
  • ⑥ 確かめ:原価から定価、定価から売値を順に計算し、売値−原価が 160 円になるかを見ます。
答えと解き方
2000 円
解き方
原価を x 円とすると、定価は 1.2x 円です。1 割引きは、もとの 1 から引かれる 0.1 をひいて 0.9 倍です。売値は \(\displaystyle 1.2x×0.9=1.08x\) 円。\(\displaystyle 1.08x−x=160\)、\(\displaystyle 0.08x=160\)、\(\displaystyle x=2000\)。確かめ:定価 2400 円、売値 2160 円、利益 160 円。基準が原価から定価に変わる所に注意します。
宿題3ある中学校の今年の生徒数は 504 人で、昨年より 5 % 増えました。昨年の生徒数を求めなさい。
x にするもの:(_______)を x 人とする
式と計算
確かめ
答え ____ 人
ヒント1
  • ① 聞かれているのは昨年の生徒数なので、昨年の生徒数を x 人とします。
ヒント2
  • ② 「昨年より 5 % 増えた」の 5 % は、「昨年の」5 % です。今年の 504 人の 5 % ではありません。なので、504 から 504 の 5 % をひく計算はしません。
ヒント3
  • ③ 動画で画面に出た「5%=\(\displaystyle \frac{5}{100}=0.05\)」を使います。今年の人数は、昨年の x に 0.05x をたした数です。「2割増し=1.2倍(もとの 1+増える 0.2)」と同じ考え方で、今年は昨年の 1+0.05 倍です。
ヒント4
  • ④ ことばの式は「昨年の人数×(③の倍)=今年の人数」です。今年の人数は 504 人です。
ヒント5
  • ⑤ 1.05x のような小数は、両辺を 100 倍すると整数になり、\(\displaystyle 105x=50400\) です。数が大きいので、先に両辺を 5 でわります。すると \(\displaystyle 21x=10080\) になります。最後に、x についている数 21 で両辺をわります(もう一度 5 でわるのではありません。21 は 5 ではわりきれないので、21 でわります)。
ヒント6
  • ⑥ 確かめ:出した昨年の人数に③の倍をかけて、504 人になるかを見ます。
答えと解き方
480 人
解き方
昨年を x 人とすると、5 % 増えたので \(\displaystyle 1.05x=504\)、\(\displaystyle x=480\)。504 の 5 % をひいて 478.8 とする間違いに注意します。増えた割合の基準は昨年の人数です。
宿題4家から 6 km はなれた図書館へ行きます。はじめは自転車で時速 12 km で進みましたが、途中で自転車がパンクしたので、残りは時速 4 km で歩きました。家を出てから図書館に着くまで、全体で 50 分かかりました。自転車で進んだ道のりを求めなさい。
x にするもの:(_______)を x km とする
確かめ
答え ____ km
ヒント1
  • ① 聞かれているのは自転車で進んだ道のりなので、これを x km とします。全体が 6 km なので、歩いた道のりは \(\displaystyle (6−x) km\) です(動画の問 2 で、走った道のりを \(\displaystyle (1800−x) m\) としたのと同じです)。
ヒント2
  • ② 単位をそろえます。速さが「時速」なので、時間は「時間」で表します。動画の画面の「1時間45分=1と\(\displaystyle \frac{3}{4}\)時間(1.45時間ではない)」を思い出しましょう。50 分は 60 分のうちの 50 分なので、\(\displaystyle \frac{50}{60}\) 時間です。約分しておきます。50 分を 0.5 時間にするのはまちがいです。
ヒント3
  • ③ 動画の問 2 の解説のように、表をかくと整理できます。列は「自転車」「歩く」「合計」、行は「速さ」「道のり」「時間」です。時間は、画面の「時間=道のり÷速さ」で求めます。自転車の時間は \(\displaystyle \frac{x}{12}\) 時間です。歩いた時間も同じように書きます。
ヒント4
  • ④ ことばの式は「自転車の時間+歩いた時間=全体の時間」です。全体の時間には②の数を入れます。
ヒント5
  • ⑤ 分母が 12、4、6 です。12 は 4 でも 6 でもわれるので、両辺に 12 をかけます。右辺にも忘れずにかけます(分数×12 は、12 を分母でわって分子にかけます)。\(\displaystyle \frac{6−x}{4}\) に 12 をかけると \(\displaystyle 3(6−x)\) になります。動画の「分子は式なので、かっこをつけたまま」のとおりです。
ヒント6
  • ⑥ かっこをはずし、x の項と数の項に分けて解きます。
ヒント7
  • ⑦ 確かめ:自転車の時間と歩いた時間を「分」になおして、合わせて 50 分になるかを見ます。歩いた道のりが 0 km になったら、②の単位のそろえ方を見直します。
答えと解き方
4 km
解き方
速さが時速なので、時間を「時間」の単位にそろえます。50 分は 0.5 時間ではなく、\(\displaystyle \frac{50}{60}=\frac{5}{6}\) 時間です。自転車で進んだ道のりを x km とすると、歩いた道のりは \(\displaystyle (6−x) km\)。時間=道のり÷速さ なので、ことばの式「自転車の時間+歩いた時間=全体の時間」から、\(\displaystyle \frac{x}{12}+\frac{6−x}{4}=\frac{5}{6}\)。12 をかけて \(\displaystyle x+3(6−x)=10\)、\(\displaystyle x+18−3x=10\)、\(\displaystyle −2x=−8\)、\(\displaystyle x=4\)。確かめ:自転車 \(\displaystyle 4÷12=\frac{1}{3}\) 時間(20 分)、歩き \(\displaystyle 2÷4=\frac{1}{2}\) 時間(30 分)、合わせて 50 分。
50 分を 0.5 時間として解くと \(\displaystyle x=6\) になり、歩いた道のりが 0 km になってしまいます。「途中から歩いた」という問題に合わないので、単位のそろえ方を見直します。
宿題5ある地点まで行きは時速 6 km、帰りは同じ道を時速 4 km で進んだら、往復で 2 時間 30 分かかりました。片道の道のりを求めなさい。
x にするもの:(_______)を x km とする
確かめ
答え ____ km
ヒント1
  • ① 聞かれているのは片道の道のりなので、これを x km とします。行きと帰りは同じ道なので、帰りの道のりも x km です。動画の問 2 のように「全体から x をひく」形にはなりません。
ヒント2
  • ② 単位をそろえます。速さが時速なので、時間は「時間」で表します。30 分は \(\displaystyle \frac{30}{60}\) 時間です。2 時間 30 分は「2 と \(\displaystyle \frac{30}{60}\) 時間」で、約分して仮分数にしておくと式に使いやすいです。動画の画面の「1.45時間ではない」と同じで、2.3 時間ではありません。
ヒント3
  • ③ 表は、列を「行き」「帰り」「合計」、行を「速さ」「道のり」「時間」にします。時間は「時間=道のり÷速さ」で求めます。行きは \(\displaystyle \frac{x}{6}\) 時間、帰りは \(\displaystyle \frac{x}{4}\) 時間です。
ヒント4
  • ④ ことばの式は「行きの時間+帰りの時間=往復の時間」です。往復の時間には②の数を入れます。
ヒント5
  • ⑤ 分母の 6 と 4 の最小公倍数は 12 です。両辺に 12 をかけます。右辺の分数にもかけます。
ヒント6
  • ⑥ 確かめ:行きの時間と帰りの時間をたして、2 時間 30 分になるかを見ます。
答えと解き方
6 km
解き方
2 時間 30 分は 2.3 時間ではなく、2 と \(\displaystyle \frac{30}{60}=\frac{5}{2}\) 時間です。片道を x km とすると、\(\displaystyle \frac{x}{6}+\frac{x}{4}=\frac{5}{2}\)。12 をかけて \(\displaystyle 2x+3x=30\)、\(\displaystyle x=6\)。確かめ:1 時間+1.5 時間=2.5 時間。
宿題62400 m の道のりを、途中までは分速 80 m で歩き、残りは分速 200 m で自転車に乗ったところ、全体で 18 分かかりました。歩いた道のりを求めなさい。
x にするもの:(_______)を x m とする
確かめ
答え ____ m
ヒント1
  • ① この問いは、動画の問 2(1800 m、分速 60 m と分速 150 m、21 分)と同じ形です。動画の問 2 の解説を見ながら、数を入れかえて進めましょう。
ヒント2
  • ② 歩いた道のりを x m とします。自転車の道のりは \(\displaystyle (2400−x) m\) です。
ヒント3
  • ③ 速さが分速で、全体の時間も「分」なので、単位はそろっています。
ヒント4
  • ④ 表は、列を「歩く」「自転車」「合計」、行を「速さ」「道のり」「時間」にします。時間=道のり÷速さ なので、歩いた時間は \(\displaystyle \frac{x}{80}\) 分です。自転車の時間も同じように書きます。合計の時間は 18 分です。
ヒント5
  • ⑤ ことばの式は「歩いた時間+自転車の時間=18」です。
ヒント6
  • ⑥ 分母の 80 と 200 の最小公倍数をさがします。200 の倍数を 200、400、…と順に見て、80 でわりきれる最初の数です。その数を両辺にかけます。\(\displaystyle \frac{2400−x}{200}\) は、かっこをつけたまま何倍かになります。
ヒント7
  • ⑦ かっこをはずして、x の項と数の項に分けて解きます。
ヒント8
  • ⑧ 確かめ:歩いた時間と自転車の時間をたして、18 分になるかを見ます。
答えと解き方
800 m
解き方
歩いた道のりを x m とすると、\(\displaystyle \frac{x}{80}+\frac{2400−x}{200}=18\)。400 をかけて \(\displaystyle 5x+2(2400−x)=7200\)、\(\displaystyle 3x=2400\)、\(\displaystyle x=800\)。確かめ:10 分+\(\displaystyle 1600÷200=8\) 分で 18 分。
宿題7兄は 3000 円、弟は 1800 円持っています。2 人が同じ金額ずつ使ったところ、兄と弟の残りの金額の比が 2:1 になりました。それぞれ何円使いましたか。
x にするもの:(_______)を x 円とする
使った後の残り 兄____円 弟____円
式と計算
確かめ
答え(使った金額) 兄が使ったのは____円 弟が使ったのは____円
ヒント1
  • ① 2 人は「同じ金額ずつ」使ったので、使った金額を x 円とします。兄も弟も x 円です。
ヒント2
  • ② 動画で画面に出た「『前』の数と『後』の数を分けて書く」をやってみます。前は兄 3000 円、弟 1800 円です。後は 2 人とも x 円減ります。
ヒント3
  • ③ 2:1 になったのは使った後なので、後の金額で比例式を作ります(画面の「比は、その比になった時の数で作る」)。(兄の後の金額):(弟の後の金額)=2:1 です。
ヒント4
  • ④ 画面の「a:\(\displaystyle b=c\):d なら \(\displaystyle ad=bc\)(外側の項の積=内側の項の積)」を使います。外側は「兄の後の金額」と「1」、内側は「弟の後の金額」と「2」です。「項が式のときは、かっこごとかける」ので、2 は \(\displaystyle (1800−x)\) 全体にかけます。
ヒント5
  • ⑤ かっこをはずし、x の項と数の項に分けて解きます。
ヒント6
  • ⑥ 確かめ:求めた x を使って 2 人の残りの金額を出し、兄が弟のちょうど 2 倍になっているかを見ます。出した残りの金額は、下の「確かめ」の欄に書きます(上の「使った後の残り」の行は、x を使った式を書く所なので、そのままにしておきます)。問いが聞いているのは「何円使ったか」なので、答えの欄には、残りではなく、2 人それぞれが使った金額(x の値)を書きます。2 人は「同じ金額ずつ」使ったので、兄と弟の答えが同じ数になってかまいません。
答えと解き方
兄 600 円、弟 600 円(「2 人とも 600 円」「600 円ずつ」と答えても正解です)
解き方
x 円ずつ使ったとすると、\(\displaystyle (3000−x)\):\(\displaystyle (1800−x)=2\):1。\(\displaystyle 3000−x=2(1800−x)\)、\(\displaystyle 3000−x=3600−2x\)、\(\displaystyle x=600\)。確かめ:2400:1200=2:1。同じ額ずつ使うと、2 人の金額の「差」1200 円は変わりません。
宿題8箱 A に 30 個、箱 B に 18 個のボールが入っています。A から B へ何個か移したところ、A と B のボールの数の比が 1:3 になりました。何個移しましたか。
x にするもの:(_______)を x 個とする
移した後 A____個 B____個
式と計算
確かめ
答え ____ 個
ヒント1
  • ① この問いは、動画の問 3(袋 A 63 個、袋 B 27 個、4:5)と同じ形です。動画の問 3 の解説を見ながら、数を入れかえて進めましょう。
ヒント2
  • ② 移した数を x 個とします。A から出たボールは B に入ります。A は x 個減り、B は x 個増えます。B からもひいてしまわないように気をつけます(動画で「図の矢印の向きで確かめてみてください」と言った所です)。
ヒント3
  • ③ 1:3 になったのは移した後なので、後の数で比例式を作ります。(A の後の数):(B の後の数)=1:3 です。
ヒント4
  • ④ 外側の項の積=内側の項の積 です。外側は「A の後の数」と「3」、内側は「B の後の数」と「1」です。かっこごとかけます。
ヒント5
  • ⑤ かっこをはずし、x の項と数の項に分けて解きます。
ヒント6
  • ⑥ 別の見方(動画の問 3 の解説の「別の見方」と同じ):移しても、合計 30+18 の個数は変わりません。後の A は、合計を 1+3 に分けたうちの 1 つ分です。後の A の数を出して、もとの 30 個からひいても求められます。
ヒント7
  • ⑦ 確かめ:後の A と B の数を出して、B が A のちょうど 3 倍になっているかを見ます。
答えと解き方
18 個
解き方
x 個移すと、\(\displaystyle (30−x)\):\(\displaystyle (18+x)=1\):3。\(\displaystyle 3(30−x)=18+x\)、\(\displaystyle 90−3x=18+x\)、\(\displaystyle 72=4x\)、\(\displaystyle x=18\)。確かめ:A 12 個、B 36 個で 1:3。合計 48 個が変わらないことから、A は \(\displaystyle 48×\frac{1}{4}=12\) 個、と考えることもできます。
宿題9原価 800 円の品物に、原価の何割かの利益を見込んで定価をつけました。この品物を定価の 1 割引きで売ったところ、利益は 136 円でした。原価の何割の利益を見込んで定価をつけましたか。
x にするもの:(_______)を x とする
定価=__________円
売値=_____________円
式と計算
確かめ(定価・売値・利益)
答え ____ 割
ヒント1
  • ① この問いは、動画とちがって、原価がもう分かっていて、「何割」のほうが分かりません。聞かれている「何割」をそのまま x にして、「原価の x 割の利益を見込んだ」とします。
ヒント2
  • ② 動画の「今日使う関係」に出た「a割=\(\displaystyle \frac{a}{10}\)」を使います。x 割は \(\displaystyle \frac{x}{10}\) です。見込んだ利益は「原価の」x 割なので、\(\displaystyle 800×\frac{x}{10}\) です。約分すると、x の何倍かの形になります。
ヒント3
  • ③ 定価は、原価 800 円に②の見込んだ利益をたした式です。
ヒント4
  • ④ 売値:「定価の 1 割引き」です。この 1 割は「定価の」1 割で、原価の 1 割(80 円)ではありません。1 割引きは 0.9 倍なので、定価の式全体に 0.9 をかけます。定価の式にかっこをつけて 0.9(  ) とし、かっこの中の 2 つの項の両方に 0.9 をかけます。
ヒント5
  • ⑤ 画面の「利益=売値−原価」を使います。ことばの式は「売値−原価=136」です。
ヒント6
  • ⑥ 式を整理して、x を求めます。
ヒント7
  • ⑦ 答えるとき、x が何を表していたかに戻ります。x は「何割」の数なので、答えの単位は「割」です。
ヒント8
  • ⑧ 確かめ:出した割合で定価を計算し、その 0.9 倍の売値から 800 円をひいて、136 円になるかを見ます。
答えと解き方
3 割
解き方
原価の x 割の利益を見込んだとします。x 割は \(\displaystyle \frac{x}{10}\) なので、見込んだ利益は \(\displaystyle 800×\frac{x}{10}=80x\) 円、定価は \(\displaystyle (800+80x)\) 円です。1 割引きは、もとの 1 から 0.1 をひいて 0.9 倍なので、売値は \(\displaystyle 0.9(800+80x)=720+72x\) 円。利益=売値−原価 なので、\(\displaystyle 720+72x−800=136\)、\(\displaystyle 72x−80=136\)、\(\displaystyle 72x=216\)、\(\displaystyle x=3\)。確かめ:定価 800+240=1040 円、売値 \(\displaystyle 1040×0.9=936\) 円、利益 936−800=136 円。
1 割引きの 1 割を原価の 1 割(80 円)としてしまうと、\(\displaystyle (800+80x)−80−800=136\) から \(\displaystyle 80x=216\)、\(\displaystyle x=2.7\) になります。確かめると、定価は 800+216=1016 円で、その 1 割引きは \(\displaystyle 1016×0.9=914.4\) 円です。利益は 914.4−800=114.4 円になり、136 円になりません。見込んだ利益は「原価」の割合、1 割引きは「定価」の割合で、基準がちがいます。また、求めた \(\displaystyle x=3\) は「3 円」ではなく「3 割」です。x が何を表していたかに戻って答えます。
宿題10家から 3 km はなれた公園へ行きます。はじめは分速 60 m で歩き、途中で 5 分休んでから、残りを分速 90 m で歩きました。家を出てから公園に着くまで、全体で 45 分かかりました。休む前に歩いた道のりは何 m ですか。
x にするもの:(_______)を x m とする
確かめ
答え ____ m
ヒント1
  • ① 単位をそろえます。速さが「分速○ m」なので、道のりは m、時間は「分」にします。3 km は何 m かになおしてから式に入れます。
ヒント2
  • ② 休む前に歩いた道のりを x m とします。休んだ後に歩いた道のりは、全体の道のり(m になおした数)から x をひいた式です。
ヒント3
  • ③ 表をかくときは、列を「休む前」「休み」「休んだ後」「合計」の 4 つにします。休みの列は、道のりは 0 m、時間は 5 分です。休みの列の速さのマスは使わないので、空けておくか「−」を書いておきます。休みの時間は、わり算をしないで、5 分をそのまま書きます。わり算で時間を出すのは、歩いた列だけです。歩いた時間は、時間=道のり÷速さ で求めます。休む前は \(\displaystyle \frac{x}{60}\) 分です。
ヒント4
  • ④ 全体の 45 分には、休んだ 5 分も入っています。ことばの式は「休む前に歩いた時間+休んだ時間+休んだ後に歩いた時間=45」です。5 を入れ忘れないようにします。
ヒント5
  • ⑤ 分母の 60 と 90 の最小公倍数をさがします。90 の倍数を 90、180、…と順に見て、60 でわりきれる最初の数です。その数を、左辺の 3 つの項すべてと右辺の 45 にかけます。分数でない 5 にもかけるのを忘れないようにします。
ヒント6
  • ⑥ かっこをはずして、x の項と数の項に分けて解きます。
ヒント7
  • ⑦ 確かめ:休む前に歩いた時間、休み 5 分、休んだ後に歩いた時間をたして、45 分になるかを見ます。
答えと解き方
1200 m
解き方
速さが「分速○ m」なので、道のりを m にそろえます。3 km=3000 m です。休む前に歩いた道のりを x m とすると、休んだ後の道のりは \(\displaystyle (3000−x) m\)。全体の 45 分には、休んだ 5 分も入っています。ことばの式は「休む前に歩いた時間+休んだ時間+休んだ後に歩いた時間=45」。\(\displaystyle \frac{x}{60}+5+\frac{3000−x}{90}=45\)。180 をかけて \(\displaystyle 3x+900+2(3000−x)=8100\)、\(\displaystyle x+6900=8100\)、\(\displaystyle x=1200\)。確かめ:休む前 \(\displaystyle 1200÷60=20\) 分、休み 5 分、休んだ後 \(\displaystyle 1800÷90=20\) 分、合わせて 45 分。
休んだ 5 分を式に入れ忘れると \(\displaystyle x=2100\) になります。このとき歩いた時間は 35 分+10 分=45 分で、休みを足すと 50 分になり、問題に合いません。また、3 km を 3 のまま式に入れると、m と km がまざって正しい式になりません。
宿題11姉はシールを 45 枚、妹は 30 枚持っています。姉が何枚か使ったところ、姉と妹のシールの枚数の比が 5:6 になりました。姉は何枚使いましたか。
x にするもの:(_______)を x 枚とする
使った後 姉____枚 妹____枚
式と計算
確かめ
答え ____ 枚
ヒント1
  • ① 姉が使った枚数を x 枚とします。
ヒント2
  • ② 「『前』の数と『後』の数を分けて書く」をやってみます。使ったのは姉だけです。後の姉は x 枚減ります。妹は使っていないので、後も 30 枚のままです。宿題 7 は 2 人とも減りましたが、この問いでは姉だけが減ります。
ヒント3
  • ③ 5:6 になったのは使った後なので、(姉の後の枚数):(妹の後の枚数)=5:6 と比例式を作ります。
ヒント4
  • ④ 外側の項の積=内側の項の積 です。外側は「姉の後の枚数」と「6」、内側は「30」と「5」です。姉の後の枚数は式なので、かっこごとかけます。
ヒント5
  • ⑤ かっこをはずし、x の項と数の項に分けて解きます。
ヒント6
  • ⑥ 確かめ:後の姉と妹の枚数を出して、両方を同じ数でわると 5:6 になるかを見ます。
答えと解き方
20 枚
解き方
使ったのは姉だけなので、妹の 30 枚は変わりません。姉が x 枚使ったとすると、姉は \(\displaystyle (45−x)\) 枚。\(\displaystyle (45−x)\):30=5:6。外側の項の積=内側の項の積 で、\(\displaystyle 6(45−x)=30×5\)、\(\displaystyle 270−6x=150\)、\(\displaystyle 120=6x\)、\(\displaystyle x=20\)。確かめ:姉 25 枚、妹 30 枚。25:30 は両方を 5 でわると 5:6。合っています。
妹の枚数からも x をひいて \(\displaystyle (45−x)\):\(\displaystyle (30−x)=5\):6 とした人は、問題を読み直して、どちらの数が変わったのかを確かめてください。宿題 7 のように両方が減る場面と、この問いのように片方だけが変わる場面では、式がちがいます。
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