中学1年

【国語 中学1年 #3】古文の基礎(古語の意味・文の読み方) 練習問題(ステップ2)

栞先生

古文の基礎(古語の意味・文の読み方) 練習問題

国語 中学1年 ステップ2|全10問

古語の意味
次の文の【 】内の古語の意味として最も適切なものを、ア〜エから一つ選びなさい
問1幼子の、小さき手にて、こぼれたる豆を一つ一つ拾ふさま、いと【うつくし】。

  • ア かわいらしい
  • イ 美しい
  • ウ 上手だ
  • エ あぶなっかしい
歴史的仮名遣い
次の①〜③の古語を、現代仮名遣いに直して、すべてひらがなで書きなさい
問4①ゐる
②あはれ
③けふ

→ ________________________________
省略された主語
問5次の古文を読み、【 】内の「答ふ」の動作主(答えた人)として最も適切なものを、ア〜エから一つ選びなさい。

日暮れがたに、旅人、山里の宿に着きけり。宿の主、戸を開けて、いづこより来たるか、と問ふ。【都より来たり、と答ふ】。主、湯をわかして、旅人をもてなしけり。

(注)主(あるじ)=宿の主人。/いづこ=どこ。

  • ア 旅人
  • イ 宿の主
  • ウ 都に住む人
  • エ 旅人と宿の主の二人
読解
昔、山里に翁ありけり。秋の夜、幼き孫とともに庭に出づ。山の端より、大きなる月出でけり。孫、【①これ】を指さして喜ぶ。翁、月の光を見て、【②いとをかし】、と言ふ。孫も、小さき手をたたきて笑ふ。【③翁、そのさまを見て、うつくしと思ひけり。】

(注)翁(おきな)=おじいさん。/山の端(やまのは)=山の、空と接するあたり。

本文の内容と合っていれば○、合っていなければ×を、①〜③のそれぞれについて答えなさい
問6①翁と孫は、秋の夜に庭に出て月を見た。
②「いとをかし」と言ったのは孫である。
③翁は、月の光を見て「うつくし」と思った。

→ ________________________________
本文の――線①「これ」が指すものを、本文中から五字で抜き出して書きなさい
問7

→ ________________________________
問8翁が「いとをかし」と言ったのは、何を見たときか。本文中から三字で抜き出して書きなさい。

→ ________________________________
問10本文の――線③「翁、そのさまを見て、うつくしと思ひけり。」を現代語訳しなさい。「うつくし」は古語本来の意味で訳し、一文で書くこと。

→ ________________________________
古語の意味
次の文の【 】内の古語の意味として最も適切なものを、ア〜エから一つ選びなさい
問2秋の夜、山の端より出づる月を見て、【あはれ】と思ふ。

(注)山の端(やまのは)=山の、空と接するあたり。

  • ア しみじみとした感動を覚える
  • イ かわいそうだ
  • ウ おもしろくて笑いたくなる
  • エ こわい
問3翁、幼き孫の寝顔を見て、【かなし】と思ふこと限りなし。

(注)翁(おきな)=おじいさん。

  • ア いとしい
  • イ 悲しい
  • ウ 気の毒だ
  • エ なつかしい
読解
昔、山里に翁ありけり。秋の夜、幼き孫とともに庭に出づ。山の端より、大きなる月出でけり。孫、【①これ】を指さして喜ぶ。翁、月の光を見て、【②いとをかし】、と言ふ。孫も、小さき手をたたきて笑ふ。【③翁、そのさまを見て、うつくしと思ひけり。】

(注)翁(おきな)=おじいさん。/山の端(やまのは)=山の、空と接するあたり。

本文の――線②「いとをかし」の意味として最も適切なものを、ア〜エから一つ選びなさい
問9

  • ア とても趣がある
  • イ とてもおかしくて笑ってしまう
  • ウ 少し趣がある
  • エ とてもかわいそうだ
解答・解説
問1

古語の「うつくし」は「かわいらしい」の意味。幼子が小さな手で豆を拾う様子への愛情を表しており、現代語の「美しい」ではない。
問4①=いる、②=あわれ、③=きょう

①ゐ→いで「いる」。②語中のは行はワ行で読むので「あわれ」。③「けふ」は「けう」となり、さらに連母音えう→ようで「きょう」。
問5

「いづこより来たるか」と問うたのは宿の主なので、それに「都より来たり」と答えたのは問われた側の旅人。対話では動作主が交替することに注意する。
問6①=○、②=×、③=×

①は本文の場面設定と一致する。②「いとをかし」と言ったのは翁。③翁が「うつくし」と思ったのは月の光ではなく、孫が手をたたいて喜ぶさまである。
問7大きなる月

孫が指さしたのは、直前の文で山の端から出てきた「大きなる月」。指示語の内容は、まず直前の文から探すのが基本。
問8月の光

本文に「翁、月の光を見て、いとをかし、と言ふ」とあるので、見たものは「月の光」。
問10翁は、その様子を見て、かわいらしいと思った。

「うつくし」は「かわいらしい」、「さま」は「様子」、「思ひけり」は「思った」。孫が喜ぶ様子への翁の愛情を表す一文である。
問2

古語の「あはれ」は、喜びも悲しみも含む「しみじみとした深い感動」を表す。月を見た場面なので「かわいそうだ」(現代語の意味)では通じない。
問3

古語の「かなし」には「いとしい・かわいくてたまらない」というプラスの意味がある。孫の寝顔を見る場面なので、現代語の「悲しい」では文脈に合わない。
問9

「いと」は「とても」、「をかし」は「趣がある」の意味。月の光をほめた言葉であり、現代語の「おかしい(変だ・こっけいだ)」ではない。
しおりアカデミー|国語 中学1年 ステップ2
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