中1英語|英語の基本(品詞・人称代名詞・冠詞)【Step 1c】
中1 英語|英語の基本(品詞・人称代名詞・冠詞)|Step 1c
この記事のポイント
- 今日のテーマ:6つの「土台」の言葉
- 前回の復習:人称代名詞
- 指示代名詞:this / that / these / those
※ この記事は上の授業動画の内容をテキストで整理したものです。
学習マップ
この単元の位置づけです。
前回の復習:人称代名詞
人称代名詞 ― 「だれが/何が」を表す7つの言葉
人称(だれ目線か)と数(1人か複数か)で決まる
| 単数(1人/1つ) | 複数(2人以上) | |
|---|---|---|
| 1人称(自分) | I わたし | we わたしたち |
| 2人称(相手) | you あなた | you あなたたち |
| 3人称(それ以外) | he 彼 / she 彼女 / it それ | they 彼ら/それら |
人称代名詞は「人称(だれ目線か)」と「数(1人か複数か)」の2軸で7語に整理できます。1人称単数が **I**、複数が **we**、2人称が **you**(単複同形)、3人称単数が **he** / **she** / **it**、複数が **they** です。今日学ぶ所有格はこの7語と1対1で対応するため、ここを押さえておくと理解がスムーズです。前回の内容が曖昧な場合は、人称代名詞の記事を先に確認してください。
指示代名詞:this / that / these / those
「これ・あれ・これら・あれら」を表す言葉
軸は2つだけ ― 距離(近い/遠い)× 数(1つ/2つ以上)
– this … 近くにある「1つ」(これ/この)
– that … 遠くにある「1つ」(あれ/あの)
– these … 近くにある「2つ以上」(これら/これらの)
– those … 遠くにある「2つ以上」(あれら/あれらの)
例文
– This is a pen.(これはペンです)
– That is a book.(あれは本です)
– These are baskets.(これらはかごです)
– Those are books.(あれらは本です)
近くにあるものが1つなら **this**(これ・この)、遠ければ **that**(あれ・あの)。複数の場合は近くが **these**(これら)、遠くが **those**(あれら)です。
例文:”This is a pen.”(これはペンです)/”Those are books.”(あれらは本です)。複数のときbe動詞は is ではなく **are** になる点も覚えておきましょう。
所有格:my / your / his / her…
「〜の」を表す形 ― 所有格
人称代名詞の主格と1対1で対応する
セットで覚えるのがコツ
例文
– This is my key.(これはわたしの鍵)
– That is your bag.(あれはあなたのかばん)
– Her name is Yuki.(彼女の名前はユキ)
- おまけ:「〜を/に」を表す形(目的格)もある
- I like him.(わたしは彼が好き) / Tell me.(わたしに言って)
- 詳しくはこの先の単元で
I → **my**、you → **your**、he → **his**、she → **her**(形が大きく変化するため注意)、it → **its**、we → **our**、they → **their** です。音が似ているペアを意識しながら、7組セットで声に出して覚えるのが効果的です。
例文:”This is my key.”(これは私の鍵です)/”Her name is Yuki.”(彼女の名前はユキです)。
冠詞 a と an の使い分け
数えられる名詞が「1つ」のとき、前にちょこんと付く言葉
a か an は、つづりではなく「最初の音」で決まる
– 子音の音 → a(a book / a pen / a cat)
– 母音の音 → an(an apple / an egg / an elephant)
つけない場合
– 複数形のとき → books / pens(s だけ)
– 人や場所の名前(固有名詞)→ Yuki / Japan
最初の音が**母音**(ア・イ・ウ・エ・オに近い音)なら **an**、**子音**なら **a** を使います。例:an apple、an egg、an orange、an umbrella/a book、a cat、a pen。h で始まる hour(アワー)は発音が母音から始まるため **an hour** となります。「つづりではなく音」が鉄則です。
a / an をつけない場合は2通りあります。①複数形(books、pens など)、②固有名詞(Yuki、Japan など)。
冠詞 the について(予告)
the も「冠詞」のなかま
お互いに「あれのことだね」とわかっている特定のものを指すときに使う
- a / an … はじめて話に出てくる「1つ」
- the … お互いにわかっている特定のもの
- 例:I have a book. The book is interesting.
- 詳しくはこの先の単元で
a / an が「初めて話に出てくる不特定の1つ」を指すのに対し、**the** は「話し手・聞き手の双方がどれのことか分かっている特定のもの」に使います。例:”I have a book. The book is interesting.”(最初は a book、2回目は the book)。the の詳しい使い方は今後の単元で扱います。
よくある間違い3選
| パターン | × まちがい | ○ 正しい |
|---|---|---|
| a / an をつづりで判断 | a apple | an apple |
| 主格と所有格の混同 | He name is Tom. | His name is Tom. |
| this と these の単複 | This are books. | These are books. |
ポイント
– a / an は「音」で決める
– he(〜は)と his(〜の)は別物
– 1つなら this、2つ以上なら these
①「a apple」→ apple の最初の音は母音のため **an apple** が正解。②「He name is Tom.」→「彼の名前」には所有格 **his** を使い **His name is Tom.** が正解(he は主格)。③「This are books.」→ 複数形には **these** を使い **These are books.** が正解。「a/an は音で決める」「主格と所有格は別物」「複数なら these / those」の3点を意識することでミスが減ります。
確認問題1
(近くにあるリンゴを1個指して)「これはリンゴです」
空欄に入る語はどれ?
___ is an apple.
- ア this
- イ that
- ウ these
- エ those
___ is an apple. (ア this イ that ウ these エ those)
問題1の正解
正解:ア this
理由:近く(this / these)× 単数(this / that)→ this
- イ that … 遠くて1つ。距離が逆
- ウ these … 近いけど2つ以上。数が違う
- エ those … 遠くて2つ以上。両方違う
「距離=近い」「数=1つ」の2軸から this を選びます。
確認問題2
(向こうにある3冊の本を指して)「あれらは本です」
空欄に入る語はどれ?
___ are books.
- ア this
- イ that
- ウ these
- エ those
___ are books. (ア this イ that ウ these エ those)
問題2の正解
正解:エ those
理由:遠い(that / those)× 複数(these / those)→ those
- ヒント:are と複数形 books → 「2つ以上」
- 「向こう」 → 「遠い」
- 2軸を組み合わせて選ぶ
「距離=遠い」「数=複数」の2軸から those を選びます。are と books の s も複数のヒントです。
確認問題3
次の空欄にあてはまるのは a, an のどちら?
I want ___ orange.
- ア a
- イ an
I want ___ orange.
問題3の正解
正解:イ an
理由:orange は母音「オ」の音で始まる → an
- ア a … 子音の音の前で使うので不可
- 「a orange」は言いにくい
- 音がスムーズにつながるよう an を選ぶ
orange の最初の音「オ」は母音のため an を使います。
確認問題4
「彼女の」を表す英語はどれ?
- ア she
- イ her
- ウ his
- エ their
(ア she イ her ウ his エ their)
問題4の正解
正解:イ her(彼女の)
- ア she … 「彼女は/が」(主格)
- ウ his … 「彼の」(彼の所有格)
- エ their … 「彼ら/それらの」
- she → her は形が大きく変わる。要マーク
she は主格(彼女は)、her は所有格(彼女の)で、別の語です。
確認問題5
次の単語のうち、前に an を使うのはどれ?
- ア book
- イ pen
- ウ umbrella
- エ cat
(ア book イ pen ウ umbrella エ cat)
問題5の正解
正解:ウ umbrella
理由:umbrella は母音「ア」の音で始まる → an umbrella
- ア book … /b/ ブ → a book
- イ pen … /p/ プ → a pen
- エ cat … /k/ ク → a cat
- ウ だけが母音の音で始まる
umbrella の最初の音「ア」は母音のため an を使います。他の3語は子音始まりのため a です。
まとめ
- 指示代名詞:距離(近い/遠い)× 数(1つ/2つ以上)の2軸
- – this(近・単)/that(遠・単)/these(近・複)/those(遠・複)
- 所有格:主格と1対1。my / your / his / her / its / our / their をセット暗記
- 冠詞 a / an:つづりではなく「最初の音」で決める
- the は特定のものを指す(この先の単元でくわしく)
今日のピックアップワード
– basket(かご):名詞
– key(鍵/カギ):名詞
– elephant(ゾウ):名詞
※リストにない単語でわからないものは動画を止めて調べてみてね
①**指示代名詞**:「距離(近い/遠い)」×「数(単数/複数)」の2軸で this / that / these / those を使い分ける。②**所有格**:人称代名詞の主格と7組セットで覚える(my / your / his / her / its / our / their)。③**冠詞 a / an**:次の単語の最初の音が母音なら an、子音なら a(つづりではなく音で判断)。**the** はお互いに特定できるものに使う冠詞で、詳細は今後の単元で扱います。
今日の例文に登場した重要語彙:**basket**(かご)・**key**(鍵)・**elephant**(ゾウ)。
よくある質問
「a」と「an」の使い分けは、どのように判断すればよいですか?
次に来る単語の最初の「音」で判断します。母音(ア・イ・ウ・エ・オに近い音)で始まるなら an、子音で始まるなら a です。つづりではなく発音が基準なので、たとえば h で始まる hour(アワー)も発音が母音から始まるため an hour となります。迷ったときは単語を声に出してみるのが確実です。
所有格(my, her など)と主格(I, she など)はどう違いますか?
主格は「〜は・が」の意味で文の主語になる形(I, you, he, she など)、所有格は「〜の」の意味で名詞を修飾する形(my, your, his, her など)です。たとえば「彼女は」は she、「彼女の名前」は Her name と使い分けます。
this・that・these・those の使い分けが分からなくなったときはどうすればよいですか?
「距離(近い/遠い)」と「数(1つ/複数)」の2軸の表を思い浮かべてください。近くて1つ→this、遠くて1つ→that、近くて複数→these、遠くて複数→those、と整理すると混乱しにくくなります。






